今日は、いくぶん暖かいですね。

頭上には青空が広がり、すずめがいつもの軒先で囀っています。

指先から立ち上る煙は、ゆっくりと薄い雲へと重なっていきます。

そんな玄関先での喫煙が心地よく感じられる朝です。

 

今回のことでよくわかったこと。

それは、世の中は不要不急で回っている、ということです。

 

より良いモノを求めての出費。

必要性の上に、それぞれの価値観が乗りかかります。

それは、心を豊かにする滋養そのもの。

ある意味、なくてはならないもののひとつですね。

 

緊急事態宣言や行動自粛というシャッターが心の潤いを裁ち、やるせない憤懣となって雨や雪のように、容赦なく体温を奪っていきます。

それぞれの不平不満は様々なベクトルへと向かう中で、稀ではあるものの常軌を逸してしまうことも……。

時々目にする切ないニュース。

 

でも、どうにか緊急事態宣言が明けた今、少しずつ増えている他府県ナンバーに秘かに期待を込めつつ、通り過ぎていく車を眺めたり。

そろそろ、社交ダンスの先生にも電話をしてみようか、と思ったり。

 

新型コロナは、おそらくこれから先もなくならないと思います。

これから先が、本当の意味でのウィズ・コロナ。

ドラッグストアーの棚には、かぜ薬のように新型コロナの治療薬が陳列されるようになるのでしょうね。

まだ先の話かもしれませんが……。

 

少しずつ心の栄養を補充しつつ、健康的なカロリーを消費。

今の時点では、優先順位が横並びです。

じっくりと考えながら、丁寧に未来の扉を開けていきたいと思います。

 

今日は、午後から舞鶴の動物病院へ。

爪切りとつま先の毛のカットです。

今、いちばんの潤滑油の役割を果たしてくれているオグリキャップです。

 

会社の事務所で流しているのは、アルバム『ストリート・ライフ』。

初めてボーカル入りの曲をフューチャー。

そして、大ヒット。

レコードを買ったのも聴いたのも、わずかに後追いですが……。

新しい領域へと意欲を感じさせるアルバムです。

その一翼を担ったのがランディ・クロフォード。

今聴いても、ワクワクするような気持にさせてくれます。