昨日は寒かったですが、今日はいくぶん暖かな感じがします。

空はどんよりしていて、太陽をすっぽりと包み込んでいます。

春の訪れを邪魔している感じ。

 

ない袖は振れないものの、いざという時には大きな風呂敷を広げてほしいものです。

でもそれは、子供に向けての親の愛くらいなものですかね。

 

 

小さなやり取りや少しの気遣いで、人の気持ちは格段に温もりを湛えていくものですね。

そんな繫がりが持てることに感謝するとともに、つくづく自分はラッキーだな、と思います。

 

生きていく上で、前を向くのは必要なこと。

でも、やっぱり時には後ろを振り返っては、心を休めるのも大切なことかもしれません。

 

例えば、コルトレーンの演奏をずっと聴いていては疲れてしまいます。

時には、ガーランドが紡ぐ柔らかな音符に身を委ねるような。

 

昨日は、マーヴィン・ゲイやアース、ウィンド&ファイアーの話をしては、中学生の頃を懐かしく思い出しました。

当時は、ちょっとしたステータスのような感じでしたね。

今でも思い出すのは、どういうわけか高中の『アローン』とA, W & Fの『天空の女神』のレコードを一緒に買ったことです。

どちらもそ、のアーティストのアルバムでは初めてのモノです。

 

昨日はお肉を頂きました。

モデルガンを買おうと思いましたが、お肉にしました。

少し前に観た、『さらば愛しきアウトロー』というDVDの影響ですね、きっと……。

でも、中学生の頃、コルトに憧れたものです。

 

憧れといえば、年上の女性には好奇心をくすぐられたものです。

多岐川裕美は、今でも大好きな女優さんの一人です。

――

シャツのボタン ふたつ外しただけで

ほかの人の視線 気にしてる

あなた おいくつ?

と冷やかせば

ムキになる人 モンシェリー

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モンシェリーとは、フランス語で男性に向けた、my dear的意味合いとのこと。

ジャズでも、『I Surrender, dear』という曲がありますが、若い頃なら誰でも通り抜けるトンネルのようなものですね。

歌は、お世辞にも上手いとは言えません……。

以前、アルバム『紅夜想曲』に収録されている『一度だけロマンティック』という曲を会社でヘビーローテーションしていたら、

何ですか? この曲は?

ロマンティック、って意味不明ですわ~!

と、会社の連中に笑われたことがあります。

門あさ美のレコードを買う時も、同じように心拍数が上がったものです。

 

さあ、今日はタイヤ交換にでも行ってきますかね。

文句を言っていても、一向に楽しくはならないものです。

スタッドレスを脱いで、春を迎えに行くことにします。

 

今は、事務所では、デニス・ソリーの『シナトラ・オン・サックス』をかけています。

丁寧に音を紡ぐ演奏は、聴いていて気持ちが落ち着きます。

歳のせいかもしれませんが……。