生きていると、思いがけないことに遭遇し、気持ちがふわっとすることが時々起こります。

それが縁というものかもしれませんが……。

人やモノ、すべてのことに共通することのように思います。

何気なく砂浜を歩いていて、ふと綺麗な貝殻を見つけたような。

所々欠けてはいるものの、陽射しを受けてキラキラと輝いていて……。

どういうわけか、つい手に取ってみたり、と……。

思わぬ温もりに触れ、気持ちが南風にそよぎます。

そんなふうに書くと、矢沢永吉の『this is a song for coca-cola』みたいになって、思わず苦笑いですが……。

 

 

昨日は晴天に恵まれ、外出した人が多かったとのこと。

私も家内と京都府の隣町、高浜へと行ってきました。

由良の海岸線。

冬の気配は見当たりません。

釣り人の姿がちらほらと。

 

高浜町は、舞鶴市の隣です。

高校生の頃は、関西圏では東京の新島くらいの人気を誇る海水浴場だったように思います。

 

とりあえず目的地を、とケータイを見ながらのドライブです。

由良あたりでは、まだどこに行こうか決めていませんでした。

緊急事態宣言下なので、京都府内から出ないほうがいいのかも、と思いながら……。

 

とりあえず、近場の高浜の城山公園へとナビを設定しました。

高浜八穴と言って、どうやら8か所あるようです。

そのうちのひとつ。

公園のそばの入江のようなところ。

ふと、松田聖子の『秘密の花園』の歌詞が脳裏を過ります。

 

帰りに道の駅で、人気と称されたアジフライ定食を頂きました。

季節の先取りですかね。

今の時期にアジとは……。

 

帰り道、舞鶴の自衛隊基地前の護衛艦を車からケータイで。

 

 

このところ、家内も気分の落ち込みもほとんどなく、そこそこ安定しているようでなによりです。

夜に眠れなくなることもなくなり、笑顔が増えたように思います。

犬たちがいてくれたことで、私自身、気持ちを紛らわせることができたというもの。

 

 

今日も、晴れています。

雲一つなく、気持ちも澄み渡ります。

前方の気温計は、午前8時半の時点で5℃を表示していました。

 

暖かい春の風に、明るい兆しを安堵へと、一気に推し進めてほしいもの。

ワクチン接種、一刻も早く国民に行き渡ることを切に願います。

 

 

今、事務所では、エディ・ヒギンズの『what a difference a day made』が流れています。

今日も、ゆったりとした時間が流れます。

経済の停滞、ここまで我慢していると、ある意味心地よくさえ思えてくるから不思議です。

今というものは、すぐに過去へと変わっていくもの。

そんな過去を嘆くより、これからをもっと楽しんでいこうと思います。