昨日と今日は、予報通りの雨です。

気温は比較的高くなったものの、まだまだ体感的には寒いもの。

緊急事態宣言下での営業自粛も要因のひとつかも……。

 

昨日は、月に一度のお詣りに、とこの神社へと向かいました。

国道を走る車は少なく、通り沿いのドライブインやお土産物店はシャッターを閉ざしたまま。

プラスチック製の白いテーブルと椅子が、寒々と雨に打たれていました。

 

雨の中、ふと思いました。

子供の頃は、とっぷりと日が暮れてからも、自由に境内で遊んだものです。

特段の締め出しもなく、また参拝時間という概念さえなかったように思います。

今では警備が厳重になり、昔のようないい加減さはどこにも見当たりません。

毎度のことながら、訪れるたびに何かしら脳裏を掠める気がします。

淡いノスタルジーを携えて。

 

 

おみくじは、先月引いたものを紐にかけ、新しいものを小銭入れへ。

安堵を胸にそっと落とし込むみたいに。

 

同じことでも、どう捉えるか、で結果は変わるもの。

あともう少し、そんな思いが日を追うごとに胸の奥に募ります。

生活の枠組みがしっかりとしていれば、気持ちもみだりにはみ出したりはしないもの。

明るい兆しを捉えたら、あとは慎重に進んでいくだけですね。

 

 

明るく元気な日本を取り戻す!

そんなスローガンで、グイグイと引っ張ってほしいもの。

期待しています!

 

 

高校生から学生への過渡期。

グラディス・ナイトとともによく聴いていたのがエディ・グラントです。

どういうわけか、この2人がセットでした。

素材や環境によって熟成のスピードは変わるもの。

早熟、晩成にかかわらず、ピッタリと自分に重なる出来事は起こるもの。

チャンスは、いくつも転がっているかもしれません

でも、そのロマンシング・ストーンを拾うかどうか、それは、どんな時だって自分次第。

様々なジャンルの音楽は深みを増し、鮮やかな色彩を獲得しては80年代を駆け抜けていきます。

途中で息切れを起こして倒れる者が多かったのもそのあたりですね。

質よりも量にこだわった時代かもしれません。

このところ、事務所でもヘビー・ローテーションの2枚です。

この82年と84年のアルバムが、私にとってのエディ・グラントですかね。

オープニングの『ロマンシング・ザ・ストーン』、今聴いても、じわじわと体温を上げてくれます。