そこに、愛はあるんか!

 

そんなCMが脳裏を掠めます。

 

どうにもコロナの影響は、人の心を剥き出しにするようで……。

生まれたばかりの子供を抱えた主婦。

ご主人が、このコロナ禍でも夜ごと飲食店で呑んでの帰宅。

それを注意すると、価値観の相違との理由で離婚を突き付けられたとのこと。

働くにも子供が預けられないので、何度か死のうとも思った、と……。

 

確かに、育った環境や嗜好による感覚等の価値観の相違は多少なりとも存在するもの。

ただ、それ以前に人としての優しさは、もうそこにはないのでしょうかね。

 

 

好きとか嫌いという物差しだけを掲げて世の中を――青信号の横断歩道のように――安穏と渡ることができるとすれば、苦いストレスを味わうことなく生きていけるのかもしれません。

でも、一般常識が通用しない不条理なことが多いのも事実。

多数に配し、少数には目をつぶる。

不公平な法律や施策は、どう捉えるかで変わるもの。

良いほうに入ればラッキー、そうでないほうに入ればツイていない、くらいに思っていれば、気分もいくらか楽になるというものです。

 

足並みが微妙に揃わないものの、どうにか前に進んでいる状況に見える政府。

それぞれの部署の方たちの思いが、ここにきて沸点に達してきたのかな、と思います。

なんとしても抑え込みたい、という強い意志を総理の瞳からも感じ取れます。

 

節分過ぎての緊急事態宣言延長。

昨夜は、嫌なムードを断ち切るように、と恵方巻を切って、そして醤油をつけて頂きました。

もう少し辛抱ですかね。

今朝は雪です。

アルトサックスの先生と社交ダンスの先生には、あとでメールをしないと……。

あ~、たまりません!

 

この分だと、今日も早じまいです。

補償の対象外の卸業にとってははツラい延長です。

 

馬場俊英の『延長戦を続ける大人たちへ』。

『鴨川』あたりからずっと好きですね。

歌詞が温かく、弱さの中にも芯が通った感じ。

『人生という名の列車』とともによく聴くアルバムです。