人をかばうと言いつつも、自分をよく見せるための所作――
毒を盛って我が子を看病する病的な母親のような印象を受けます。
本意は見えない離党勧告処分。
また、役職を辞する形で収めたかったものの、支援側の突き上げにより議員辞職にまで発展してしまう――
傲りというものは、努力の積み重ねによって勝ち得た信頼と期待を、泡のように一瞬にして消し去ってしまいます。
首領(ドン)でさえ、世論には勝てない様子。
学校や会社でも同じ。
いくら先生や社長だからといって、身勝手なことを生徒や従業員に強いれば、一番大事な気持ちを掴むことはできません。
内容は違うものの形式上は、『泣いて馬謖を斬る』を構図を踏むことに……。
昨夜は、『アウトブレイク』というDVDを観ました。
これは、ずいぶん前に買ったもの。
モーガン・フリーマンやダスティン・ホフマンが出演しているものです。
折しも感染症の話。
何十年も前に発見したウィルス。
軍の機密情報。
それが、新たにアメリカの小さな町を襲う、という物語。
観ていて、恐ろしい疑問が頭をもたげます。
今回の新型コロナウィルスは、やっぱりあの大国が関係しているのかも?
そう思うと腑に落ちます。
いくつかの国の指導者らはコロナウィルスに感染したものの、あの大国の主席を務める最高指導者は健康を維持したまま……。
自分の立場ばかりを守ることに固執してしまうと、大義となる根底のサインを見間違うものです。
思い込みが間違った結果へと導くことも……。
その思い込み、私も気をつけないといけません。
ギョーザというものは、お店で食べて初めて美味しさを満喫するモノ。
そんなふうに思っていました。
ところが、大変です。
冷凍ギョーザが、こんなにも美味しいとは驚きました。
こんなことなら、娘がまだ家にいる時に、いっぱい食べさせたかったもの、と後悔してしまうくらいです。
美味しいですね、味の素の冷凍ギョーザ。
それに、驚くほどのコストパフォーマンス。
このところ冷凍ギョーザにハマっています。
家内は、辟易していますが……。
初めて買ったマイルスのレコード。
高校生の頃、リアルタイムで手にしたモノです。
タイトルは、『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』。
沈黙を破り、復活を遂げた久し振りのスタジオ録音盤。
これが、当時は肩透かしを食らったものです。
その頃は、クリフォード・ブラウンやソニー・ロリンズ、ジャッキー・マクリーンにソニー・スティットあたりにジャズを感じていました。
でも、今では愛聴盤のひとつに。
趣味や嗜好を詰め込んだ甕。
季節を重ねるにつれ、殻も一緒に成長していくカタツムリに似ています。
現時点では、溢れてくる楽しみに遮られ、底はまだまだ見えてきません。
それにしても、カッコいいアルバムです。

