休日の雨は、なんとも切なさに拍車をかけるもの。

寒い上にどんよりとした天気。

部屋にこもっての過ごし方に気持ちも塞ぎがちに。

 

久し振りにエンジンを、とセルに手をかけても応答しなかったGB250クラブマン。

サビついたスポークが虚しさを増幅させます。

まるで、寡黙な時間だけが、ただ過ぎていくような……。

緊急事態宣言下での自粛。

今回で終わりにしたいものです。

 

誰もが求める一筋の光明。

今朝の陽射しのように、地上を暖かく包み込んでほしいものです。

 

 

店主の思いがひしひしと伝わってきます。

こうでなくちゃ!的な文面に、思わず頬が緩みます。

商売である以上、儲けは必要です。

でも、このお店はいつだってお客さんに寄り添い、金額以上の満足を提供してくれます。

優しい空間に触れる静かなひと時でした。

 

 

リビングでは、足元につき纏う甘えん坊のオグリキャップ。

アホかな~?と思えるほど、気持ちを癒してくれます。

 

つまらない、と思うよりも楽しいことを考えましょう!

硬筆の先生にそう言われつつ、私自身、心のどこかで甘えているのかもしれません……。

 

 

昨日は、久し振りにルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』を聴きました。

急速なテンポの演奏もあれば、丁寧に気持ちを紡いでいくような曲があったり、と。

様々な匂いを孕んだ演奏には、生々しい息遣いが宿ります。

初めて聴いた時、自分が求めていたジャズにやっと出会えたような感動を覚えたものです。

まるで、感性がピッタリの彼女に出会ったような……。

私にとっての、そんな一枚です。