進入禁止の防波堤。

にもかかわらず押し寄せる釣り人たち。

少しくらいいいだろう、という安易な気持ちがモラルの低下へと繋がっていくものです。

 

天橋立を望む海岸線の遊歩道。

ここには、打ち捨てられた釣り糸や押しつぶされた浮き等が物寂し気に転がっています。

 

地域のごみステーションにも、いい加減な分別のためか、時折ごみ袋が残されたまま。

班長さんが持ち帰り、分別しなおして、ごみの日に再度捨てることになります。

 

大人になって年を追うごとに、責任の目方は次第に増えていくもの。

 

個人事業主を騙る持続化給付金の詐欺。

高齢者による交通事故の責任転嫁。

高層マンションを巡る区長の保身。

 

誰の心の中にも善と悪があり、その時々でどちらかが勝るもの。

でもそれは、正しいのか間違っているのかということとは、まったく別の地平にあるような気がします。

 

反省を繰り返すことで、悪意は消え去っていくのかもしれません。

 

子供連れの釣り人たち。

進入禁止の看板を、自分の子供たちにどのように見せているのだろう……。

ふと、そんなことを思いました。

 

今日は、曇り空です。

そして、寒い。

そろそろ本格的な秋の到来ですかね。

 

天橋立の海岸沿いの駐車場にて。

日が暮れると、一気に気温も下がります。

この写真は、昨年のものですが……。

膝が完治していないので、もうしばらくは怖くてバイクには乗れません……。