今日は、彼岸の入りとのこと。
久し振りの青空に誘われるように、バイクを走らせます。
陽射しは柔らかさを増し、風はひんやりとした感触を肌に残します。
走りながら、過去の感覚を探す自分に気づきます。
10代、20代の頃は、今よりも断然上手く操っていたはず……。
自分たちのグループで、私はいつも2番手でした。
Y野、というヤツには、悔しいけど敵わなかったです。
横には並べるものの、追い越せないもどかしさ。
ちょっとした憧れを持ったものです。
そんなことを思い出しながら、前方の赤信号を前にシフトダウン。
クラッチを切って、ギヤを落とします。
同時に、ブレーキとスロットルを少し開けます。
これが、なかなか上手くいきません。
毎日乗れば感覚は戻ってくるのかもしれませんが、バイクに寄せる熱量はかなり下がったのも事実。
いつまで思うように乗れるのかさえ、自分でもわからないのが悲しいかな現実です。
今月末には、右ひざの手術。
歳は取りたくないものです……。
ディープ・パープルやレインボーを率いていたリッチー・ブラックモア。
私が、中学生の頃です。
イアン・ギランとの確執が際立った当時のライブ盤は、今聴いても当時の鮮度を保ったままです。
年月を経て、キャンディスと一緒にはじめた『ブラックモアズ・ナイト』。
今の私には、こっちのほうが落ち着きます。


