今日は、恨めしいほどの天気です。
空は晴れ渡り、通りを渡る風は爽やかです。
深い傷を負った時、きつく縛ることで生命を保ちます。
でも、血液の流れを止めたままだと、細胞は壊死してしまいます。
もうこれまでの生活は戻らない、とWHOの言葉が意味深長に響きます。
誰にとっても公平にはいかないもの。
平等という言葉で、人を思いやるような素振りをしながら傲然と正当化してみたり。
普段は圧し殺していた本性が、非常事態ともなると勢いよく皮膚を突き破り、これまでの思考軸を覆すのかもしれません。
頭のハエを追うのにかまけて、足元を見失うこともあるかも知れません。
今立っている現実と、少し先の未来。
一律ではないからこそ、綺麗に定規で線を引けないのも事実。
いつも、でなくても大丈夫。
いろんな状況や立場の人がいることを少し考えてみる。
そうすることで、矛先を内へと返すことができるような気がします。
ただ、『これくらいはいいだろう】、という甘い考えだけは捨てなければなりません。
それは、仕事にも同じことが言えます。
確かな誇りを、ずっと持っていたいと思います。
――
さぁ、頑張ろうぜ!
おまえは今日も
どこかで不器用に
この日々と戦っていることだろう
――
エレファントカシマシの『俺たちの明日』の歌詞の一部です。
ちょっと枯れた、でもエネルギーに満ちた歌声に、なんとも底なしの元気をもらいます。
なんですかね。
歳を喰った証拠ですかね。
嫌なことや面倒なことも多いですが、船頭としての居心地は悪くない気がします。

