昨日は、綺麗な月でしたね。

地域の役員3人集まって、新年度の予算決めの帰り道。

あたりを明るく照らす朧月夜。

気持ちを柔らかく包んでくれます。

 

先日、地域の総会がありました。

そこで、思いもよらず声をかけられます。

『あなた、こないだのパーティー、いなかったわね~』

昨年の暮れにあったオールディーズのダンスパーティーで、ジルバを踊った特徴的なヘアースタイルのお姉さまです。

前回踊ったときに、住んでいるのが同じ組と知り、お互いにびっくり。

これからも、よろしくお願いします、と別れたのを覚えています。

 

そのオールディーズのダンスパーティーも、二回連続でご無沙汰しております。

お客さんの社長がボーカル兼リーダーのバンド。

演奏曲目は、ひたすらオールディーズ。

3年前くらいからですかね。

参加させてもらうようになったのは。

仕事で打ち合わせのときに演奏してほしい曲をCDに入れて差し上げました。

それ以降、その曲も演奏してくれるようになりました。

サザンの『いなせなロコモーション』。

 

この曲は大好きです。

アルバム『ステレオ太陽族』の前のシングルだったと思います。

友達ともこのレコードをよく聴いたものです。

昨年の六月、こんな田舎に名越ペアがゲストに来られる、ということで明子さんと踊る方を募っていたのですが、声を上げる方がいらっしゃらないとのこと。

で、ダンス歴の浅い私にも、先生が声をかけてくださいました。

 

ジルバでもいいですか?

ダメよ、せめてルンバはできないの?

覚えたてのものよりも、自分が好きなジルバなら私は出たいです!

というより、是非一緒に踊らせてほしいです!

それと、自分の好きな曲で。

編集して持ってきます。

こんなチャンスは滅多にありません!

で、踊った曲は『いなせなロコモーション』

終始、視線を合わせてくれます。

私は、歌いながら踊っていました。

初めての経験でしたが、夢見心地とはこういうことなんですね。

最高の思い出になりました。

 

どうやら、ジルバやブルースでは、デモはないらしいですね。

なんてもったいない、と思いました。

素敵な方と踊れるなら、自分が納得して踊りたいもの。

パーティー主催の方の好意で、先生の意向にかかわらず、ジルバで参加できるようになりました。

私がジルバを踊る、ということでその後四人の男性が手を上げたそうです。

 

 

人の目を気にするのは、ある程度必要なことなのかもしれません……。

でも、自分がどれだけ楽しめるか、ということが一番大切なような気がします。

それは、どんなことでも同じ。

この映画、いいよ。

ここの料理、おいしいよ。

あの人は、いい人ね。

 

どんなことも、自分のためだけにあるわけではありません。

それを踏まえていれば、自ずと人におもねることもなくなるような気がします。

最大公約数が見つかればたいしたもの。

そうすれば、自然に少しずつ関係性は深まっていくものですね。

 

ただ、社会通念上の基準は必要です。

赤色、というだけでは捉え方に差異は出ます。

でも、コカ・コーラの赤色と言えば、誰もが同じ認識を共有できます。

目下は、うつらない、うつさない、に最大限の注意を払うことですかね。

 

 

手術をしてからは、違う先生に社交ダンスを習っています。

でも、今は足の痛みがあってからというもの、かれこれ半年くらい休んでいます。

またいつか、ルンバをその先生と踊りたいですね。

 

アルトサックスのレッスンも、今月から再開とのことでしたが、来月まで延びました。

時勢を考えれば必定です。

かえって心配していたくらいです。

今やっても大丈夫かな?、と。

 

 

花粉と黄砂のダブルパンチで、バイクもカバーを付けたまま。

それもしょうがないですね。

すぐに喉と目をやられてしまうので。

 

昨夜は、寄り合いからの帰り道、暈をかぶった朧月を見上げ、なんとも気持ちが和らぎました。

 

 

沢田研二の『ストリッパー』というアルバム。

中学生の頃ですかね。

佐野元春の『バイバイ・ハンディ・ラブ』、という曲を目当てに買ったレコード。

でも、それと同じくらいカッコいい曲を見つけました。

ムッシュかまやつ作曲の『想い出のアニー・ローリー』。

これもジルバが踊れますね。

今でも大好きな曲のひとつです。