少し調子づくと、知らぬ間に驕りは出るもので……。

昨日は、縁石に乗り上げ、新車に傷をつけてしまいました。

2匹の犬の足先のカットと爪切りのために、動物病院に行った時のこと。

駐車する際に、駐車スペースに人がいたので、つい声をかけてしまいました。

『すみません、そこに入れたいので……』

こういう時にいつも思います。

そういう時に限って、必ずいい気になっている自分がいます。

一定の自戒を持って物事に接する大切さを、改めて思い知らされました。

 

知恵の餅を買っての帰り道、国道沿いの桜がとても綺麗だったので、危ないとは思いつつ走りながら思わずケータイを向けました。

 

知恵の餅は、実家へのお土産に。

午後からは神社にお参りしたあと、実家による予定だったので……。

籠神社では、参拝客もまばらで、観光バスさえ一台もありませんでした。

実家の父母も80前後です。

時の経つのは早いもの。

娘も今年22歳です。

どんなことが起ころうとも、時間だけは容赦なく過ぎていきます。

取り立てて何があるわけでもない普段の生活。

不安がないわけでもありません。

今月の売り上げだって、予測さえ掴めない状況です。

多少の窮屈感はあるものの、日々の暮らしを送っていける今をとても嬉しく思います。

 

ライブハウスに行っていたことを勇気をもって伝えた看護師さん。

私の住む地域のふたつ隣の市にお住まいの方。

自分が感染源という負い目から、病院を辞め、またその地域からも家族一家で引っ越しをされたとのこと。

 

改めて人の目の怖さを眼前に突き付けられたような気がして、思わず身震いさえしてします。

 

差別的な意識をなくす政策は、ないのですかね。

それは、ひとりひとりが意識して、なくすほかないのでしょうかね。

なんだか後味の悪い話です。

 

感染者としての被害者、加害者の垣根を取らない限り、メンタル的な傷跡はずっと消えない気がします。

誰も本当は感染したくない、というのが本音だと思うから……。

意識の刷新は、とても大切かつ必要なことのように思います。

 

 

昨夜も音楽データをパソコンに入れていました。

懐かしいものをまた見つけました。

キャロルのセカンド・アルバムです。

『ファンキー・モンキー・ベイビー』。

そのあとに、矢沢の『テン・イヤーズ・アゴー』を聴きました。

たまりませんね。

中学生の頃に、キャロルや矢沢はよく聴いたものです。

『テン・イヤーズ・アゴー』は、私が鬱の頃、よくして頂いた靴屋さんのオーナーさんも大好きでしたね。

そんなことを思い浮かべて聴いていました。

イギリスっぽさは消え、太く厚いアメリカン・サウンドに刷新された当時のキャロルの曲がとてもカッコよく感じられます。

白眉はやっぱり『ファンキー・モンキー・ベイビー』、です。