今朝、玄関先へと出てみると、昨夜から降り続いていた雨の残り香があたりに立ち込めていました。

頭上には、まだ厚い雲がぎっしりと空には貼りついたまま。

 

いつもの小さな峠には、満開に近い桜の木々。

思わず車を止めて、ケータイをかざします。

晴れていると、本当に綺麗で、なんとも心が洗われます。

 

私のところも、昨日から新年度です。

これまで使っていたシステム手帳。

もう30年にはなりますね。

ただ、リフィルを買うのがamazon頼み。

田舎だから仕方がないのですが……。

 

先日、国道沿いの書店に寄った際に、思い切って2020年4月はじまりの手帳を購入しました。

やっぱり、高橋のモノを買ってしまいます。

思いのほか使いやすく、さっそく記入したのが、地域の予算決めの日程です。

いつも思うのですが、仕事をしなくてもよくなった方々が三役をすればいいのにな、ってね。

ちなみに、これまでのモノです。

お気に入りのサザビーのモノ。

アドレス帳のページには、懐かしい思い出とともに文字が並んでいます。

それらを時々見ては、当時の思いに浸ってみたり。

岐阜の友人との再会も、この手帳のアドレスから。

今では、二年置きに遊びに行かせてもらうのが、楽しみの一つになっています。

 

昨日、報道で、新型コロナ感染者を迎え入れている病院の看護師に対する風評被害のことを伝えていました。

保育園に通わせて入るものの、その病院で働く看護師の子供さんは、たった一人で隔離されたり、または預かれないと拒否されたとのこと。

不安が引き起こす差別的意識の表れなのかもしれません。

ひとつの目的に立ち向かう時、全員をまとめるためには、どうすればよいか。

公平、公正はきちんと保たれているか。

地域の総会でさえ、ものを言う人は少なからず得をする傾向があります。

うまくは言えませんが、もどかしさや歯がゆさは喉元に苦みを残したまま。

綺麗な世界は、どこにも見当たらないのが現実なのかもしれません。

 

向こう四年を目途に、若いヤツに会社を譲ろうと思っています。

そのために、今は責任について教えているところ。

付き合いは、かれこれ22年になります。

手応えを感じる事柄に少しでも触れると、なんだか嬉しく思っては独り笑いです。

一生懸命サポートしていこうと思います。

うちの犬と同じかも。

馬鹿だから、可愛いのかもしれません。

 

自分だけ、という観念を出来るだけ持たない。

そうすることで、見えてくるものは多い気がします。

 

RCサクセションのカバー・アルバム『カバーズ』。

発売された時に即購入したのを覚えています。

『明日なき世代』、『黒く塗れ』、その他、歌詞には痛烈な社会批判が溢れています。

うまいなぁ、なんて、『サマータイム・ブルース』をよく聴いたものです。

今の時代にピッタリな気がします。

それにしても、30年も前のことですけどね、リリースされたのは……。

清志郎は、やっぱりカッコいいですね。