今日も気持ちがいいですね。

フロントグラス越しの青空が、少し煙って見えます。

自粛ムードを翻すような陽射しが、なんとも悩ましく思います。

 

すずめの目にも春の訪れは着実に映っているのでしょうね。

てんとう虫のような、はたまた違うような昆虫を、今朝会社の駐車場で見つけました。

 

昨日は、久し振りに経ヶ岬の灯台へ。

海と空の境界線が肉眼ではわからなかったのですが、写真では水平線はしっかりと捉えているものですね。

灯台へと続く小路へと足を踏み入れます。

山道の勾配に、膝に痛みが滲みます。

久し振りに見る灯台に、潮風が懐かしさを運んできてくれます。

東京にいた頃、友人を連れて実家に帰省した時の写真です。

28年前のもの。

1992年8月15日。

上半身裸はご愛敬。

確かバイクで帰ってきたと思います。

今よりも、ほんの少し不便だったあの頃。

でも、濃縮還元ジュースのように、今でもエッセンスはそのままに……。

 

家に帰ってきて、ゆっくりとお風呂につかります。

そのあと、パソコンに音楽データを入れる作業をしました。

懐かしい曲に出会うたびに、その頃の情景が脳裏をよぎります。

山下達郎の『ライド・オン・タイム』。

中学生の頃か高校生の頃ですね。

日立マクセルのカセットテープのCMで、初めて耳にした曲です。

憧れと渇きのようなものをアメリカに感じはじめた頃でした。

大人への階段を加速度的に上りはじめた頃です。