このところ、どうやら安定していたものが崩れはじめてきているように思います。
取り巻く環境が目まぐるしく変化している影響ですかね。
どの世界においても、その傾向が見られますね。
思いがけない結果をもたらしては、私たちに希望や悦び、また落胆や哀れみを感じさせてくれます。
政界では、ぐずぐずと足元が揺らぎ、呼吸するのにも注意しなければバランスを崩しかねない状況です。
角界では、幕尻力士による初優勝という素晴らしい出来事。
建前だけでは人を繋ぎとめることはできない。
努力は人を裏切らない。
そういうことを改めて思います。
どんなことにも通底することがあります。
それは、正しいことが、時として正義に重ならない。
間違っていることが、つねに罪とは限らない、ということ。
見方や感じ方によって捉え方は変わるもの。
ましてや立ち位置によっては、景色は正反対でさえも当然のように意識に入り込んできます。
目の前の景色が多少でも揺れると、それは水鏡かもしれませんね。
時には、目を凝らしてみることも必要なのかもしれません。
諸行無常の世の中で、今この瞬間だけが偽りのない現実。
そうであるなら、素直な気持ちで自分に向き合う時間を重ねていきたいものです。
そこには、不要な装飾は一切存在しない気楽さが、心をそっと包んでくれる気がします。
ドリー・パートンがデビューした頃を思うと、もったいないな、って思います。
表現力や声はピカイチです。
他の追随を許さないものがあります。
時代の流れに沿って、川の流れに逆らわない流木のように、キャラクターさえ変えました。
サンドラ・ブロック主演の映画では、チョイ役を華やかにこなしてましたね。
昔の感じの雰囲気を感じさせるアルバム。
『 Hungry Again 』
いい曲が詰まっていますよ。

