今日は、朝から雨模様。

時折、あられが激しくアスファルトを叩きます。

でも、底冷えもなく、いつもの冬とは様子が違います。

節目みたいなものさえ、少しずつマントルのずれの影響を受けているのかも。

 

湯気を激しく吐き出しているやかんを目にして、ほとんどの方は触れると火傷をするな、って思うもの。

想像力を働かすまでもなく、経験値でも判断がつきます。

若い頃、いろんなことに興味を持ち、羽目を外したこともあったにせよ、後ろに手が回らなかったのは、ある意味不幸中の幸いかも。

 

近鉄のホームで撮影された画像。

線路を飛び越えようとする者。

画像に収めて投稿する者。

市の職員とのこと。

常識という大枠から逸脱した行為。

想像力の欠如が引き起こす謝罪会見。

 

コンサート会場でも同じです。

演奏がはじまる前に、『演奏中には写真を撮らないでください』、と書いてあるボードを掲げながら、アナウンスとともに係の方が通路を下から上へと歩きます。

にもかかわらず、演奏途中に携帯をかざす幾人かの観客たち。

 

常識というものは、誰から見ても同じように感じるもののはず。

ルールというものは、物事を円滑に進める上でなくてはならないもの。

どんなことにも通じるのではないですかね。

自分のためだけのものではなく、多くの方とシェアするもの。

音楽や映画、小説や演劇。

自分だけの思いを貫きたいのなら、自分のためだけのものを作ればいいだけ。

 

お金を払えば何を言ってもいい、と思っているお客さん。

客としてのプライドを、どこかに売ってきたのでしょうかね。

そもそも売るほどの価値さえ、ないのでしょうかね。

 

ちょっとだけ、いいじゃん!

ダメなんですよ!

 

フレディ・ハバードの『バラの刺青』というアルバム。

何度聴いてもいいですね。

全編ミュートをつけての彼の演奏は、全体的にエレガントな感じ。

サックスも優しい表情でトランペットをサポート。

リッキー・フォードってこんな演奏もするんだ、という印象を持った1枚です。

『星に願いを』

1曲目から一気に引き込まれること間違いなしです。