今朝は霧が広く視界を覆っているため、小さな交差点に設置してあるカーブミラーさえ見えませんでした。

いつもの小さな峠を抜けると、青空がフロントグラスいっぱいに広がります。

今日は、クリスマス。

晴天に包まれ、気分は上々です。

 

娘が小学生の六年の頃、『ほんとはね、サンタさんはいないよ』、って告げました。

意外なほど驚く彼女を目にして、思わず愛しく感じたのを覚えています。

なんとなくは思っていたようでしたが、いざ私の言葉に直面してびっくりしたようでした。

 

思うのですが、いくつになってもサンタさんは誰の心の中にもいるもので、決して目で捉えることはできないもの。

でも、何かしらのプレゼントをくれるもの、だと今でも私は信じています。

そう思う自分に笑ってしまいますが……。

 

今年もツイてることが大小含め多くありました。

『パルナス、パルナス、モスクヮ、のあじ……』

そんなCMを思い出します。

バタークリーム全盛の頃、初めて生クリームのケーキを見た時は、思わず『ちっちゃ!』、と感じたものです。

子供の頃の想い出は、時間の流れにさらられて褪せてはきますが、消えてなくなることはありません。

とても大切なことを教えてもらっていたように思います。

愛情なんですかね、それが……。

 

そんなような歌ですね。

『ラッキー・リップス』の歌詞って。

初めて知ったのは、高校生の頃です。

クリフ・リチャードのレコードでした。

そのあとすぐに、ルース・ブラウンのものにも出会いました。

音楽は、いつも私の心に寄り添ってくれました。

今日のように晴れ渡る素敵な日には、やっぱりこんな曲ですかね。

矢沢永吉の『YOU』。

新たなことへの一歩を踏み出す時には必ず脳内で流れます。

溌剌としたメロディ、焦燥感を煽る詩。

矢沢の新たな局面を迎えた1枚です。

アルバム『ライジング・サン』。