今日は、夕方にかけて日本列島を寒気が覆うとのこと。

朝方は、比較的寒さを感じなかったものの、じわじわとねずみ色の雲が頭上との距離を縮めてきています。

今年の冬は、このまま暖冬で過ぎていってほしいもの。

でも、そればかりは神様のさじ加減ひとつ。

 

きらきらと輝くブログを拝見していて、自分も参加しているような気がして心が躍ります。

400人を超える方たちがみえるダンスパーティー、そんな豪華なパーティーに出席したことがありません。

若い頃、彼女の母親が社交ダンスの先生をしていた時に、横浜のホテルに行ったことがあります。

あの頃は、意味もわからず、母親の艶めかしい姿に見惚れていたものです。

生バンドのステージがあって、テーブル席よりも一段か二段高くダンスフロアーが設置されていたように思います。

そこで、あろうことか彼女とジルバとツイストを踊りました。

彼女の母親も気遣ってくれてか、一緒に踊ったのを覚えています。

懐かしい想い出です。

ずいぶんと色褪せてはきていますが……。

あれから30年近く経って、社交ダンスというものに興味を持ちました。

あの頃踊っていたジルバがきっかけです。

『いなせなロコモーション』とともに今年、ジルバを踊りました。

名越明子さんとのジルバは、とても嬉しかったですね。

あんなに素敵な女性とジルバを踊れたなんて、一生の宝物です。

僕のジルバは、彼女のおかげで、密度の濃さを保ったまま完結しました。

 

人を好きになったり、物事に興味を持ったり、本当は恥じることなんてないんですよね。

でも、振り返ってみると、結構照れ臭くて足踏みをしていた自分に気づきます。

主観的なバイアスのかかった客観的視点ですかね。

馬鹿にされるのが嫌いで、少し鼻先が上を向いていた頃。

思えば小学生の頃からずっと『振り』をしていたように思います。

プラターズやライチャス・ブラザースなんかの歌詞でいうところの『ザ・グレート・プリテンダー』です。

Oh! yes, I'm the great pretender
Pretending that I'm doing well
My need is such I pretend too much
I'm lonely but no one can tell

 

寂しくなって結婚して、子供ができて、巣立っていく。

子供を育てているつもりが、こちらが成長させてもらっていたことに気づきます。

そう思うと、部下も同じですね。

同じことを何度でも言う。

それを繰り返すのが教えるってことのようです。

そうしていく中で、指導していく資質をいつの間にか部下に教えてもらっていることに気づきます。

 

若い頃の自分のいい加減さには、ほとほと閉口してしまいます。

その時々で、まさにグッドタイミングで、温かい毛布にくるまっていたように思います。

今度は、僕の番ですかね。

晴れ晴れとしない家内に向けて、心ばかりのエールを送りたいと思っています。

 

I bless the day I foud you

I want to stay around you

and so I beg you

let it be me

 

『 LET IT BE ME 』の歌詞の一部です。

こんな気持ち、よく見舞われました。

これからも、よく訪れると思います。

やっぱり、いつだって、誰だって、自分らしく生きたいもの。

この曲は、大好きな曲のひとつです。

竹内まりやもカバーしていましたが、今回はロバータ・フラックのものをご紹介します。

『チャプター・トゥー』というアルバムです。

これは、いい曲がたくさん詰まっています。

ボブ・ディランの曲もわからないくらいな雰囲気で歌っています。

全体にジャズとソウルが交錯し、なんとも感情を切なく煽ります。

恋をしている人には、まさにうってつけですね。