今日は、冷え込みましたね。

目を覚まし、リビングで煙草に火をつけ、コーヒーをすする。

頭の中は、窓の外と同じです。

しばらくの間、靄がかかったまま、思考回路は途切れがち。

所々、ハンダが剥げてきているのでしょうね。

もしくは、コンデンサーの空き容量が、どうにも少なくなってきているのかもしれません。

どっちにしても、瞬間的爆発力は期待できません。

 

11月のカニの解禁を迎えると、いつもはざわざわと落ち着かないもの。

でも、今年は様子が違います。

確かに土日は高速の下り口からの車の数は多いものの、日帰りのお客様が多いとのこと。

先月の消費税増税の煽りを受けているのかもしれません。

どんなことでも、パイは決まっているものです。

100%のプールの中を数字が泳ぐだけですね。

 

九州のほうでも、韓国からの観光客の激減でかなりの痛手を被っていると報道されていました。

舵の切り方いかんで、波の抵抗を少なくできるものです。

複雑に入り組んだ状況の中では、ジャイロマップやコンパスもうまく機能しないのかも……。

頭上に覆いかぶさる雲を突き抜ければ、ずいぶんと見通しは効くのかもしれませんね。

 

先日、仲の良い美容院にて軽めのパーマをかけてもらいました。

ライトなリーゼントも可能な感じ。

これ、懐かしいでしょ?、と着ていたラコステのラムズウールの黒のカーディガンについているワンポイントを見せました。

今、また流行っているみたいですよ。

そんな意外な言葉に思わず納得です。

ファッションは、ぐるぐる回るもの。

気持ちも同じです。

ニットやジャケット、コートにブルゾンあたりは、20代の頃のものが多いです。

20代の頃は、トラッド系のアパレルの会社で営業をしていました。

スタジャンなんかも大好きです。

 

少し前に福知山に出掛けた時、ついでにGUを覗いてきました。

すると、フォーティナイナーズのブルゾンが目に入りました。

懐かしいですね。

矢沢がアメリカ進出第一弾として制作した『YAZAWA』、というアルバム。

ジャケットは、マゼンダのニットの上にレイカーズのブルゾンを羽織った写真です。

ふと、若い頃を思い出した瞬間でした。

あの頃の自分が過ごしたシーンを切り取ってみては独り笑いです。

帰りの車の中で、ワーナー時代の矢沢をかけて、鼻歌で気持ちよくなぞっていました。

『抱かれたい、もう一度』

いい曲ですね。