今朝は、昨夜の雨も上がり、清々しい一日のはじまりです。
玄関先へと出ると、凛とした空気が頬にぴたりと貼りついてきます。
深まる秋の寂しさを、鮮やかな陽射しがすっと掻き消してくれます。
頭上に広がる青空に、思わず吸い込まれそうになります。
昨夜は、アメリカのペンパルに手紙をと、英語とずいぶん格闘していました。
彼女の手術のこと。
日本での楽しかったこと。
美味しいラーメンを食べたこと。
たくさんの素敵な想い出を胸にアメリカへ。
ご家族と過ごした貴重な体験が綴られた手紙に、もう一度丁寧に目を通します。
文化は違えど、捉える感覚がとても似ていることに親近感を覚えます。
ジャズのCDをかけながら、下書きを書いていました。
新車の購入を考えていること。
アルトサックスで、1コーラスのテーマだけは吹けるようになった幾つかの曲名。
いつかはジャズ喫茶を開きたいと思っていることなど。
そして、一通り書き終えれば、またお得意先の社長に添削して頂こうと思っています。
そう思うと、いろんな方に助けられている自分に気づきます。
つづづく自分はラッキーだ、と……。
今日は、社交ダンスのレッスンがあります。
今回から、午後3時からと時間の変更です。
ただ、仕事が忙しいシーズンに突入してきたため、ちょっと後ろめたさが気持ちに滲みます。
今日も、ルンバの続きです。
でも、背筋の伸ばし方が理解できたことは儲けものです。
今後につながる大切な一歩です。
今更ながらではありますが……。
美味しいものなら、もうこれだけしかない。
苦手なものなら、まだこれだけも残っている。
同じことなのに、受け止める気持ちによって、感情の振り子は大きく揺れるもの。
どんなことでも、プラスな捉え方で、前を向いていたいものです。
更年期障害は辛いことなのかもしれませんが、私にできるのはそう祈ることくらいですかね。
先日の家族旅行で、嬉しいことがひとつ。
おべんちゃらに内心、にんまりしてしまいました。
娘から、『結婚するのなら、お父ちゃんみたいな人がええなぁ』、と。
本心はわかりませんが、心地よい風がすっと心に入り込んできます。
女性の心理はマリアナ海溝より深いもの、と私は昔から思っています。
でもすぐに、『何か買ってほしいものが、あるんやろか?』、と思ってみたり……。
『カトピリ』、という曲。
同名の小野りさのファースト・アルバムに収録されています。
聴くだけで、気持ちが弾みます。
青空には、さっきの雨が虹へと変わる。
そんな感じのイメージですかね。
初めて聴いたのは、19か二十歳の頃。
これからの人生に、なんら不安を感じていなかった頃。
今、聴くと楽曲のよさに懐かしさと憧れが重なります。
あの頃の自分に言いたいですね。
『この先も、ちょっと落ち込むことがあるかもしれないけど、おおむね悪くないよ』、とね。


