今週は、ちょっと体調を崩してしまい、何事にも集中力に欠けています。

そんなときは、ぼんやりと過ごすのがいちばん気持ちがいいですね。

 

お昼を食べて少し眠くなり、昼寝をしてからまたごそごそと……。

先々週の社交ダンスの先生の動画を見ながら、頭の中でカウントを取りながら足を動かしてみたり……。

いたずらにジャズのCD(サックスの入っているやつ)をかけてみては、自分の未来を想像してみたり……。

オグリキャップとサクラとじゃれてみたり……(ダックスです)。

外に出て、バイクにかけてあるカバーを触ってみたり……。

 

とても和らいだ日を過ごしていることに、驚くとともにありがたく思います。

嫌なことや面倒なことは当たり前にあるものの、それさえ少し気持ちを切り替えてやってみようか、と。

 

自分の思いと相手の思いの間には、必ず見えない壁があるものです。

自分がよかれと思ってしてしまったことでも、相手にしてみれば結構迷惑だったり、と。

その温度差や溝の深さを少しでも見誤ると、それこそマリアナ海溝まで気持ちが深く沈んでしまいます。

 

昨日、そんな話をお客さんとしていました。

 

私は、元来駆け引きのような面倒なことが苦手です。

へつらったり、おだてたりするのも嫌いです。

結局、自分がされて嫌な気分になることをしようと思いません。

 

会社でも、草抜きやダンボールの片付けを率先してします。

いつのまにか、従業員が今は私よりも先にするようになりました。

そんな景色を見ながら、自分も負けていられないな、と独り笑いです。

 

仕事はどういう形であれ、続けなければ食べていけません。

でも、趣味はいつでもやめられます。

そう思えば、いつまでやれるのか、とても楽しみになってきます。

せっかくはじめた自分の大切な趣味です。

いろいろ迷いながらも、少しずつ前進しているように思います。

明日という日は、どんなときでも今日よりは少しは素敵に輝いていて欲しいものです。

頭上を仰げば、鼠色の雲が広がっています。

銀色に輝いているようにも見えました。

 

I've been writing letters everyday now
since you've been gone
Talking to you on the telephone
For what seems like a whole life long
I've got something to give you
That the mailman can't deliver
I can't mail it in
I can't phone it in
I can't send it in
Even by your closest kin

I'm bringing it to you personally
I'm bringing it to you personally
 

カーラ・ボノフの3枚目のアルバムの冒頭の曲『パーソナリー』の歌詞の一部です。

前作の『ささやく夜』がとてもよかっやだけに、ターン・テーブルに載せたときはドキドキしたものです。

前作よりも明るくなった印象を受けます。

 

人と人の間には、気遣いという優しさが暖簾のように垂れているだけのように思います。