今日は、朝から雨ですね。

時々、気まぐれのように晴れ間を見せるものの、すぐにまた大粒の雨を地面に叩きつけてきます。

 

今日は、DVDを観たり、部屋の整理をしたり、硬筆の練習をしたり、停滞している小説を読んでみたり、そんなまったりとした時間を過ごすのにはうってつけの一日です。

そう思えば、雨の日もまた楽しいものです。

 

ただ気になるのが、顕著なまでに目に付く気候変動ですね。

梅雨時と台風襲来の時期には、年々被害の規模が大きくなっていることです。

温暖化が進めば海水温が上がり、その結果、より大きな台風が発生する可能性が増えるとのことです。

 

かく言う私も、たった1℃の気温上昇が、どれだけの被害を引き起こすのか想像もつきません。

似たようなことで、一銭を笑うものは一銭に泣く、という戒めの言葉があります。

これは、どんなことにも通底することですね。

初心忘るべからず、も結局は同じことのように思います。

 

少しできるようになったからといって、得意げにするのではなく、真摯な対応を忘れないようにしたいもの。

私が子供の頃は、高度経済成長の大きな波をいくつも乗り越えてきた時代です。

小学生の頃、1ドル360円くらいだったと思います。

田中角栄のロッキード事件は、同じ性の女の子がいたので覚えていますが、確か小学6年生の頃ですかね。

戦後のメイド・イン・ジャパンは世界を席巻し、当時発展途上国であったはずの中国は、今では世界を牽引するまでに至りました。

 

若い頃を振り返ってみて、『なるほど、そういうものかもしれないな』、と思うことがあります。

それは、自信のなさを隠そうとして、精一杯背伸びをしていたことです。

そして、少しずつ見識を広め、経験を積んでいったように思います。

そして、今思うのは、飾ることなく、素でいることの安らぎに浸れる大人になったことです。

そこには見栄や思い上がりは一切なく、自分を取り巻く環境に対して素直にありがたみを感じます。

 

過程においての議論は、いくらしてみても正解は出ないものです。

なぜなら、振り返って初めて結果としての正否の判断はつくものだからです。

とは言いつつも、何もしなければ成長しないのと同じです。

 

私の住む地域の隣の市にある砂浜では、毎年『あなたが拾ったゴミが入場券』として、『はだしのコンサート』というものを開催しています。

ひとりひとりの小さな行動が、みんなを巻き込むような大きなうねりへと変えていくものですね。

その考え方に賛同し、毎回協賛させて頂いています。

できることからはじめる、という一歩を踏み出していきたいものですね。

献血カードは、いつもカバンの中に入っています。

 

 

『愛と自由を求めて』というアルバムの中に、『いつか自由に』という曲が収録されています。

多くの人にカバーされ、私も大好きな曲のひとつです。

とても大きな、それでいて押し付けがましくない愛のようなものを感じます。

聴いていて気持ちがよくなってきます。

外は雨でも、鳥のさえずりさえ聞こえてきそうな感覚に陥ります。

是非、どうぞ。