いきなり寒くなりました。

昨夜は、羽毛ふとんを出して、くるまるように寝ました。

つい先日まで、こんなに暑い九月はないな、と思っていたのに、

昨夜と今朝は、こんなに寒い九月はないな、と思い直しました。

 

この前発生した台風の影響で前線が押し上げられ、今週の土、日、祝と雨との予報です。

せっかく楽しみにしていたプチツーリングもこれではお預けです。

それもあり、今日は寒いのはわかっていながらも、バイクを走らせ会社へ。

昨日と同じ服装だと今日の空気は冷たく感じられ、そろそろ薄い革ジャンでも羽織らないとだめですね。

体調にも気をつけないと、いとも簡単に崩してしまいます。

 

昨日は、硬筆のお稽古がありました。

このところ、万年筆がお気に入りです。

万年筆で文字を書くと、大人の香りが漂います。

適度な筆圧で、紙の上にインクが乗っていきます。

中学生か高校生の頃の記憶のままだと、私は一生万年筆を手にすることもなかったと思うと、感慨は一入です。

書道教室で万年筆を頂いたことは、私の固定観念を覆した出来事でした。

 

概念とか観念とは面白いもので、見方や捉え方を変えるとずいぶんと景色も変わってくるものですね。

私の住む地域では、小学校や中学校なんかの統合が進み、そのためマイクロでの送迎を市町が用意します。

クラブ活動をする生徒がそのエリアに一人でもいると、連絡を受けては送迎車を動かすようです。

もちろん、責任は市長はとりません。

入札で請け負わせた業者に、有事の際にはすべて帰属します。

そこには利益を追求するあまり、マイクロではなく自家用車の登場もあるとのこと。

生徒だけではなく、母親も内緒で載せたりするケースもあるようです。

水面下では、おかしな関係性も出てきているようですが、施策をとりまとめた行政までは事の真相は伝えられないようですね。

 

そう思うと、合理性や優位性を優先するあまり、大切にしなければならないことを忘れがちになるのも事実。

そのあたりのバランスを真剣に考えることも必要なことですね。

 

誰のための施策であるのか、有事の可能性を踏まえた上で行わない限り、

先の津波による原発事故のように誰も責任を負わない、というのはある意味問題のような気がしてしまいます。

 

 

ファラオ・サンダースのメロウな感じのする一枚。

『ラヴ・ウィル・ファインド・ア・ウェイ』という曲が、私はとても好きです。

秋の穏やかな陽射しの中で聴くと、スーッと心が落ち着きます。

奥行きを感じさせる演奏です。

と同時に、ファラオ・サンダースに対して、これまでの私の印象を大きく覆す演奏でもありました。

ダンサブルな曲もあれば、しっとりと染み入るものも混在しています。

カッコいい一枚です。