今日は、安定しない空が、頭上に広がっています。

突然の通り雨に、昨日もずいぶんと会いました。

このところの天気は、晴れたまま小さな雨粒を地上に零してきます。

ある意味、人間の感情に一番近いのかもしれません。

 

草刈りをしたあと、いつものコーヒーショップへバイクで。

CB400FOURを快調に飛ばして、幾つかの車のテールランプを追い越します。

雨の匂いをまとった風が、少し肌寒く感じさせるくらいでした。

 

『この店が作ると、こうなります』、というサブタイトルが付いている『ミルクコーヒー』を初めて頼みました。

まだ少し暑かったので、冷たいものを。

出てきたものは、アイスコーヒーにアイスクリームを乗せたものです。

一見、何の変哲のないコーヒーフロートです。

やっぱり、コーヒーの差ですかね。

専門店の意地ですかね。

アイスクリームを全部かき混ぜて、最後の音まで頂きました。

 

さっき、電話である方と話していました。

『ドキドキ』と『ワクワク』についてのことです。

どちらも似てはいるものの、少し意味合いが異なりますね。

ドキドキ:多少の不安を孕んだ感覚。

ワクワク:期待感に胸が膨らむ感覚。

私は、そんなふうに捉えています。

 

いつもと違う選択をする時は、多少ドキドキします。

でも、それが未来を見据えた選択なら、必然的にワクワクしますね。

そんな気持ちを、どんどん積み重ねていきたいものです。

 

デボラ・コールマンの『 I CAN'T LOSE 』という曲。

アルバート・コリンズにも、どことなく通じる匂いを発しているように思います。

バディ・ガイの雰囲気さえも、そこはかとなく感じさせます。

ラフなはずなのに理知的に抑えられたギターワークは、獲物を前に息を潜める肉食獣のよう。

虎視眈々と先を見据えた鋭い牙が、鮮やかにストリングスを攫っていきます。

是非、彼女のグルーヴに酔ってみてください。