今朝、早くに外に出てみると、空のいちばん高いところに小さな白い月が見えました。

それは、はっきりと肉眼で三日月であることさえわかります。

それだけ、あたりを覆う空気の透明度が高い証拠ですかね。

もはや、秋はそこまで来ている感じです。

薄い青色で絵染められた空は、今日の天気を占うように、淡いオレンジ色を遠くの稜線に重ねていました。

 

 

午前中は、気になっていたバイクの錆取りと簡単な点検をしようと、ちょっと前から決めていました。

ようやく、しゃがむことができるようになったので。

ハンドルに取り付けている時計の電池交換をしました。

そして、キャブに溜まっている古いガソリンを抜こうとエンジンをかけます。

チョークを引き、セルを押します。

エンジンは元気よく音を立てて、回転数を上げていきます。

バッテリーは大丈夫。

ちょっと、乗ってみたくなり、そのままバイクへとまたがりました。

足のかかとには、まだガーゼを当てたままです。

かかとのない靴を履いたその足で、一速へとシフト・レバーを踏み落とします。

そうなれば、ヘルメットを被らずに、近所を一周です。

 

身体に当たる風は汗と熱をさらい、ストレートに耳に入ってくるエンジン音は感覚を心地よく刺激します。

スピードを出さず、風を感じながら走る。

バイクの気持ちよさを、一瞬だけ堪能しました。

そして、法律や常識というものは、本来の感覚的悦びの妨げになっていることを強く実感しました。

でもそれは、ある意味必要なことでもあるのですが……。

 

 

今、アジアで二つの大きな竜巻が起こっています。

香港あたりを中心に大きな渦がひとつ。

そしてもうひとつは、朝鮮半島あたりですかね。

気圧の変化は、様々な風を起こします。

上昇気流や下降気流、偏西風に貿易風。

それらは、自律神経にも影響するようです。

 

性善説が有効でない今、しっかりとした取り決めが必要な気がします。

 

Pay no attention to what's said,
Why people tear the seams of anyone's dream
Is over my head.

人のいうことなんて取り合わないで

人の夢の縫目をほどく人たち
私にはそういう人たちの気が知れないわ

 

『Do nothin' till you hear from me』の歌詞の一部です。

そういうことって、結構ありますね。

誰を信じればいいの、みたいな。

でも、結局は自分次第なんですけどね。

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