6月20日に手術をしてからというもの、いろいろと私の周りに変化がありました。
自分の認識の甘さや人から受ける行為としてのありがたみをしみじみと実感できました。
これも、神様が(神様がいるとしたら……)初心を大切に、とアドバイスをくれているのかもしれません、
手術後も2週間もすれば、夏の忙しい時期までには間に合うかな、とか。
煙草くらい吸ったって、術後の回復には問題ないだろう、とか。
また、家族や従業員等にも迷惑をかけたにもかかわらず、みんな笑顔で接してくれました。
さらに、どういうわけか優しく見守ってくださる方もいて、どうにか腐らずにすみました。
今回のお盆休みで、このところ何年か行けていなかった父親の実家に顔を出したことで、さらに人の温もりについてのありがたみを痛感させられました。
無条件に迎え入れてくれる温かみは、何にも変えがたい貴重なものです。
つい現状に慣れてしまい、恵まれていることを忘れがちになるのでしょうかね。
毎日、普通に食事ができるありがたみをひしひしと感じます。
もう52歳です。
いつまでバイクに乗れるかさえも、はっきりとわかりません。
今を大切に、そして先を見据えて進もうと思います。
丁寧に、着実に、少しずつ。
忘れそうになったら、また手術をする羽目になるのかもしれませんね。
昨日、アメリカに向けて手紙を送りました。
少しずついろんなことを話すようになりました。
どんなことでも、一朝一夕にはいかないもの。
自分の成長にプラスになる関わりは、ずっと続いて欲しいものです。
音楽に触れ、演奏し、心から楽しむ。
決して、能天気ではなく真摯に向かい合う。
自分たちのできる範囲で、実に堂々と。
とても胸のすく映画です。
『ニューオーリンズ』。
ルイ・アームストロングやビリー・ホリデイも出演しています。
音楽の世界の表舞台に、ジャズという音楽が進出していく物語。
『カサブランカ』のリックのような、男気のようなものを途中途中で感じました。
是非、観てみてください。

