今朝は、あまりの蒸し暑さで早くに目が覚めてしまいました。

このところの分厚い雲は、気持ちさえぐっと押さえ込むように感じられ、どうにもすっきりしませんね。

 

昨日は、久し振りにアルトサックスのレッスンに行ってきました。

どうかな、と思いながらの受講に、さすがに終わる頃には足がパンパンにむくんでいました。

スタッフや先生に気遣われ、何ともこそばゆい感じです。

先生とは、ジャスラックの話で盛り上がりました。

どこもかしこも体裁を繕うのに必死ですね。

 

体裁といえば、気持ちのすれ違いで溝を造り、のちに大きな問題へと発展していき、その対処をめぐり奔走する、ということはどんな会社でもあることですね。

かく言う私も、部下や仕入先の営業にきつく言うことは、報告をする際に嘘やごまかしを絶対にするな、ということです。

事実を掌握していないと、対処をする上で、話がこじれてしまい、より良い落としどころを探し出すのが困難になってしまいます。

 

大義をどこに置くかで、意味合いは大きく変わるものですね。

それは、太陽の傾きに合わせて位置を変える影と同じです。

 

感情を優先させると目先は霞み、感情をないがしろにすれば批判を浴びてしまいます。

正しいか、そうでないかは、それ自体はあまり重要ではないような気がします。

自分たちにとって、必要なのか、そうでないのかを、どんな時も必死に探しているように思います。

ざわめきは、いつしかうねりと化し、すべてを呑み込んでしまいます。

 

 

どの部分を切り取るかで、そこに映し出される景色は変わるものです。

逆に、どう見せたいかでも同じ事が言えますね。

 

 

本当は空はひとつなのに、それぞれの家の窓枠から見える空の色はさまざまです。

それぞれが少しでも大きな窓枠を持つことで、共通項が少しでも多くなるような気がします。

たとえ自分が他人よりも優位に就いたとしても、驕らない冷静な自分を保っていたいものです。

 

 

今日は、星が見えないな、と思っていても、あと5センチ横に視線をずらすだけで、眩しいほど星が降り注いでいるかもしれません。

 

 

アイゼンハワーではないけれど、理知的な感情というものをいつか手に入れたいと強く思います。

そして、どんな時も覚悟というものを忘れずに持っていたいものです。

それは、確固たる責任へと繋がっていく気がします。

 

 

覚悟といえば、カッコいい曲があります。

また、スプリングスティーンのナンバーになるのですが……。

『I WANNA MARRY YOU』、という曲があるのですが、ストレートな感情を吐露したラブソングです。

私も同じ光景を目にしていたら、おそらく同じ気持ちになると思います。

相手を思う気持ちに、正しいかそうでないかなんてまったく関係ないと思えるから……。