今朝は、カーテンが燃立つように橙色に染まっています。

表の面は黄色の遮光性能を持つそれは、外側から見ると温かいオレンジ色に見えます。

この分だと、今日は晴れ間が見える気がします。

 

子供が小さかった頃、家に辿り着いた時、フロントグラス越しにリビングの窓からこぼれるオレンジ色に染まるカーテンを見て、なんとも言えない癒しを感じたものでした。

今日も一日、無事に終わったな、と。

 

振り返ってみると、節目というものが確かに存在するものだ、ということに気づきます。

何気なく通り過ぎてきた時間や空間は、まさにその時に必要だった場所そのもののような気さえします。

 

若かった頃に、今と同じことを見たり聞いたりしても、おそらく染み込む量や速さは格段の違いがあるように思います。

下地の柔軟性によって、吸収率が大きく左右されます。

こんな私でさえ、20代前半に今のような考え方だったら、絶対目の前に広がる景色は違ったものになるだろうな、と思ったこともありました。

でも、それはそれで、大切なことでもある、と最近は思います。

一見無駄なような事柄が、実は本質をとらえるための下準備であることに、あとになってから理解するものです。

 

素敵な方から教えて頂いた『チップス先生さようなら』、でもそのことをうまく表現しています。

夏の盛りの美しい夕暮れのような、誰もが持ち得る青春の一コマにしても、再現されることはまずありません。

眩いほどの輝きを湛えたまま、残像として脳裏に焼き付いているのでしょうね。

憧れは緩やかに増幅され、焦燥は優しく胸を撫でおろす。

大丈夫、もう麻疹ではないよ、と……。

 

禁煙5日目です。

我ながらよく持っているな、と思います。

ブログでも応援して頂いたり、プライベートでも気持ちに寄り添って頂いたり、と……。

看護師の方にも言われました。

先生の判断は、どんな先生も間違いはないから、大丈夫よ、と。

 

 

イーディ・ゴーメが歌う『ザ・ギフト』。

たまりませんね。カッコよくて。

セブンスターEXのCMに使われていたのを覚えています。

昔なんかは、多いですね。

かっこいい曲がCMに使われていました。

それで知った曲の多いこと。

この曲は、ハンク・モブレーのほうを先に知っていましたが……。

『恋はボサノヴァ』とともに収録された彼女のヒット・アルバムです。