今朝は、早くから目が覚めました。
どうやら、天気がよさそうです。
はじめは雲のほうが多かったのですが、家を出る頃には青空が広がっていました。
行動範囲が狭い中で、色々と思うことがあります。
いろんな人に助けられていることを実感します。
しあわせだな~、とつくづく思います。
なんでしょうね、その時々で大切な方との出会いというものが、実にタイミングよくあるものですね。
その多くは、自らが一歩を踏み出さないと、獲得できないものです。
疑ったりや訝るのではなく、素直に心を開いていれば、いつの間にか心が満たされていきます。
考え方や感じ方のギャップに出会った時、戸惑う時があります。
すっと踵を返すか、それとも溝を埋めようと努力するか。
合う合わないで済ませばいいような、それでいてもったいないような、そんな境界線上を曖昧な気持ちが漂います。
大人になればなるほど、失敗を恐れたり、傷つくのを怖がったり、自分の弱い部分を頑丈な鎧で覆ってしまうものです。
寺山修司さんの『赤糸で縫い閉じられた物語』は、色んな意味で考えさせてくれる話です。
大好きな本です。
自分の思いを優先してしまったり、表層的な勘違いを引き起こしたり、相手を思う気持ちが噛みあわなかったり、と。
相手がある以上、そこにはいろんな溝が存在するのはある意味当然のことですね。
同じ川へと続く溝をどれだけ共有しているかが、信頼関係を構築する上でわかりやすいバロメーターなのかもしれません。
中島みゆきさんの『恋文』というアルバムを聴いていて、ふとそんな気持ちになりました。
彼女は、人の心情を編むのがとても上手で、そんなふうに淡い恋心を丁寧に紡いでいきたい、という気持ちに駆られます。
このあたりのアルバムからは、芳醇な香りが感じられます。
好きですね。

