台風も大阪を過ぎ、関東方面へ。

アメリカの大統領さんは、まさに“嵐を呼ぶ男”ですね。

いろんな場面で波風を立たせ、反応を確認してはどの船に乗れば自分は安全でいられるか、をつねに念頭に置いていらっしゃるようにお見受けします。

取り引きとは、本来そういうものかもしれません。

でも、それでは本当の意味での信頼関係は、いつまでたっても構築できないような気がしてしまいますが……。

 

 

昨日は、硬筆のお稽古がありました。

先生に、暑中見舞いのお手本を書いて頂きました。

その文字を眺めているだけで、なんとも言えない柔らかな空気が気持ちを包みます。

文字には、不思議な力があるものですね。

そのお手本を右において、丁寧に書いてみようと思います。

 

 

今は、立ち止っています。

次の電車が来るのを待っているのか、思いのほか早く着いたので時間調整をしているのか、それとも新たな目的地へ向かうための準備に取り組んでいるのか……。

 

廊下脇に置いたままのヘルメット。

棚に詰め込まれたダンスシューズ。

ケースの中で静まり返っているアルトサックス。

 

 

音楽を聴きながら、煙草を燻らせます。

窓からの陽射しが、立ち昇る煙を淡い紫色に染め上げていきます。

停滞気味の思考回路に、ディープ・パープルの電気信号が躍動的な刺激を与えてくれます。

やっぱり、いいですね。

大好きです。