今日も、湿気を帯びた空気が漂っています。

煙草を吸う時は事務所の外に出るのですが、今日は気持ちよさがまったく感じられません。

 

昨日の地震のニュースに驚きました。

大きな自然災害は、ここのところ毎年のように日本列島を襲います。

ただでさえ、踏み間違えの事故や動機のわからない事件が多い中、明日は我が身と覚悟をしなければなりません。

 

そんな中で、日本の女子フェンシングが優勝した、とニュースで報道されていました。

日本の方が注目を浴びると、いつも感心してしまうのです。

底辺の違いは、土壌を肥やしていく過程においてずいぶん左右されるものと思っています。

メジャーで通用するプレイヤーや、ヨーロッパやアメリカで活躍する音楽家の方たちは、いち凡人の私にとって憧れの的です。

途方もない勇気と夢のような希望を与えてくれます。

 

篩に掛けるのではなく、そこには『好きこそものの上手なれ』、という信念のようなものがあるのかもしれません。

どんなこともそうなんですね、きっと。

好きなことに没頭するということは、基本的には努力している、ということです。

ただ、意識していないだけ。

夢中になる、というのはそういうことですね。

 

瞬発力と集中力、これは若い頃に比べると、格段に密度が落ちています。

 

今日は、書道教室での硬筆のお稽古があります。

課題を提出しなければなりません。

先週は、筆圧のことを質問し、納得しました。

この文字はうまく書けたが、また別の文字が思うようにならない。

その繰り返しです。

 

それは、日々の仕事や暮らしの中でも同じような状況にぶつかります。

全体的に見て、あとはバランスを考えます。

 

キャパはそう変わるものでもないですし、また能力だってほうれんそうの缶詰を食べたくらいでは飛躍的に向上してくれません。

頭で感じるのではなく、少しずつ身体で覚えていく。

そして、考えて動いていれば、意味はあとからついてくるもの。

 

まだ眠っている可能性というカプセルの中には、自分でも思いつかないものが入っているのかもしれません。

 

 

虎視眈々とデビューを狙っていた馬場俊英さん。

気持ちはすごくわかります。

『人生という名の列車』。

私は、このアルバムがいちばん好きです。

よほど馬場さん自身もお好きなのでしょう。

『ボーイズ、オン・ザ・ラン』のカッコいいバージョンのものを、自信ありげにアルバムの1曲目に据えています。