今日は、雨がしとしとと降っています。
メダカのいる玄関先や、ちょいと覗き見る道路のアスファルトもしっとりと塗れています。
でも、不思議と気持ちは落ち着き、清々しささえ感じられます。
人の感情とは不思議なもので、同じ景色を見ていてもその時々の心のありようで、ずいぶんと印象が変わるもの。
本当に、勝手なものです。
人の好き嫌いも同じですね。
はじめは苦手に思えた人も、何かのきっかけで心を許してしまったり、と……。
昨日は初めてのデモでした。
それも、お相手が名越明子さんです。
もう、たまりませんね。
笑顔からは優しさがあふれ、人の良さが感じられます。
人として達観されたような清々しさを感じました。
弾力と強さを併せ持った、まるでシルクのような方でした。
一生の宝物ですね。
踊りながら、常に目を合わせ、至福な時間に浸ることができました。
彼女の動きは、イメージと寸分違わずに一致していました。
アメリカンスピンでは、2回クルクルッと回り、それだけで会場を沸かせます。
社交ダンスを習いはじめた時に、ジルバでデモをしてみたい、とブログにも書きました。
そう思っていたことが、11カ月目でどういうわけか叶いました。
縁とは不思議なものです。
最後の名越ペアの踊りも圧巻で、犬夜叉の曲を使ってのパソはカッコよくてたまりません。
それらが見れただけでも幸せです。
先生にも、これを一区切りにしばらく休ませて頂くことを伝えました。
踵の、アキレス腱の治療のためです。
親から引き継いだ高脂血症の放置の結果、アキレス腱にかなりの量のコレステロールが沈着したようで、靴を履くことにより痛みを発症させます。
面倒くさくて放っておいたのが、ここにきてずいぶん支障をきたすようになりました。
ビジネスシューズでさえ、バンドエイドみたいなものを貼らないといけないくらいです。
振り返ってみても、描いていたことが一つずつ形になっていることに気づきます。
大好きなジルバを世界ランク6位の方と踊れました。
こんな奇跡のようなチャンスをくれた方々に対して、感謝の気持ちが尽きません。
今度は、自分の夢に向かって邁進ですかね。
9月を目処に頑張っていこうと思います。
Ain't there something I can give you
In exchange for everything you give to me
Read my mind and make me feel just fine
When I think my peace of mind is out
of reach
アニタ・ベイカーの『giving you the best that I got』の歌詞の一部です。
こんな日には、ぴったりですね。
大好きなアルバムです。