今日も寒くて困ります。
こんなにも寒の戻りが酷いとは、正直驚きます。
天気予報でも2月なみの気温とのこと。
天気のバイオリズムも気持ちと同じで、一喜一憂というところですかね。
今朝は、なんだかちょっと嬉しいことがありました。
ブログを拝見している方の記事に、当時気になっていたことが書いてありました。
中学生の頃、ダウンタウン・ブギウギ・バンドが一時的に改名しました。
その名も“ダウンタウン・ファイティング・ブギウギ・バンド”です。
そしてすぐに、宇崎竜童はソロ・アルバムを発表したように記憶しています。
微妙にズレがあるかもしれませんが、ご勘弁を。
矢沢、クールス、宇崎とあの頃はものすごく憧れていました。
カッコいいんですよ、本当に。
レコードを買い漁り、カセットに録音してはよく聴いていました。
大人になってからも、そうやって溜まっていったものはまったく嫌いにならず、また飽きることもありません。
アルバムのタイトルは、『BLOSSOM-35』。
以前、ブログでも紹介したことのあるレコードです。
この中の『横浜MY SOUL TOWN』という曲です。
Hey men!俺の愛馬はチェリーのインパラ
Hey men!座席の下にゃ、今もハンターナイフ
ちょいとふかしてトンネル抜けろ
ちょいとふかしてトンネル抜けろ
Hey men!クリフサイドのMr.ヤマザキが
Hey men!片目つぶって笑っているぜ
ちょいと小粋な癖はまんまさ
ちょいと小粋な癖はまんまさ
Hey men!覚えているかい ジルバを踊る
Hey men!あの娘のヒールは真っ赤なラメさ
ちょいとスリルなスカートさばき
ちょいとスリルなスカートさばき
これ、その曲の歌詞の一部です。
“インパラ”とか“フェリス坂”とか“元町通り”なんかはわかるんですが、“クリフサイド”がまったくわからなかったのです。
その方のブログに“クリフサイドというダンスホール”と書いてありました。
店の名前だったのですね。
大人になるにしたがって、興味津々だったあらゆる事柄が――悦びや痛みを携えながら――憧れから現実へと形を変えていきます。
『クリフサイド』というダンスホール、俄然覗いてみたくなりました。
やっぱり、ジルバですね。
歌詞にあるような、粋なあの娘のスリルなスカートさばきを目で追ってみたくなります。
ホールの端で、壁に手をついてカッコつけているのは、30年前20そこそこのポール少年です。
「どこから来たの?」
「今夜、ロスに帰るのよ」
そんなようなことを、つい妄想してしまいます。
その方のおかげで、朝からずっと事務所内では『横浜MY SOUL TOWN』の1曲だけをヘビー・ローテーションです。
嬉しくて仕方がありません。
バイクを乗る時の格好は、今でもやっぱりそういう雰囲気を大事にしています。
3年ほど前までは、38のショットのライダース
でも今じゃ、40です。
今日は、社交ダンスの個人レッスンがあります。
スピード感のあるメリハリの効いたジルバの練習です。
ルーティーンを完璧に覚えないといけません。
照れ臭いけど、嬉しくてしょうがないです。
今日は、ささくれのように気になっていたことがわかって、とても清々しい気持ちになりました。
剣さん命の方に感謝です。

