今日は、会社のある地域での溝掃除でした。

『つぶし役』、と言うものです。

それを聞いた時、どんなことをするのか、と驚きました。

はじめは晴れていたものの、気温は寒く身体は硬いままです。

朝8時の集合で、総勢50名弱と多くの人が集まりました。

というのも、出不足料が6000円という破格のためのようでした。

私の地域でさえ、2000円です。

来年度は班長なので、一部取り仕切らないといけません。

そういうのが微妙に苦手です。

 

今回、事務所を移転したので、初めての参加です。

違う地域での溝掃除は、空気も違い楽しいものです。

他愛のない話をしながら和やかに作業は進みます。

近くの工場で働いているヴェトナムから来ている女性たちも、組の方と話しながら作業をしていました。

途中から、霰混じりの冷たい雨が降ってきたので、道端の納屋のようなところで小休憩です。

 

変に前に出て音頭を取る人もなく、とても心地よい雰囲気でした。

 

人をまとめるということは、本当に大変なことですね。

平等と公平という一見同じように感じますが、実のところは対極にあって矛盾するものです。

さまざまな要素をうまくブレンドして、それぞれの持ち味を最大限引き出していく。

 

優先道路を走っているからと言って、お互い様を棚に上げると、交差点での大事故に繋がってしまいます。

 

「何回言うたら、わかるんや! おまえは!」、と会社で叱るのを、少し控えようと思います。

 

寺井尚子さんで『THINKING OF YOU』。

彼女のデビュー・アルバムです。

いろんな角度から見ても、この頃の彼女の演奏には、大切に音を紡ぐひたむきさが横溢しています。

たとえミストーンがあったとしても、それを補って余りない情熱をそこはかとなく感じさせます。

ライブでこの曲を演奏すると、よりダイナミックな感じ、線が太く感じられます。