今朝は、犬の甘えた声で早くに起床。

カーテンを開けると、青空が広がっています。

このところの天気は、三寒四温という春先特有の気候から、大きく逸脱しています。

先日などは、思いもよらぬ雪が花びらのように宙に舞っていました。

 

様々なニュースが耳に入り込んできますが、私利私欲に走る身勝手な行いにはほとほと呆れるばかりです。

そう思うと、他人に迷惑をかけないピエールさんの事件は、何ら問題がないようにさえ錯覚してしまいます。

 

真剣に取り組むことで、あとから必ずついてくるもの。

信頼だったり、成績だったり、お金だったり……。

そのものを目標にするのではなく、あくまで努力した結果に付随してくるものです。

自分の権利を主張するあまり、視界に霞がかかってしまい、全体が見えづらくなっているのかもしれません。

理不尽な沼地を這うことで、思いやりを育む土壌が出来上がるのかもしれません。

 

先日、高校の先生とお話しする機会がありました。

いじめの対処が難しいと言われます。

私たちの頃は、行為自体が必ず表面化するもの。

でも、今はケータイの中でいじめが助長されるようです。

シンプル・イズ・ベスト!

なんて言われていたのは、いつの頃までですかね。

いろんな情報が交錯し、嫉妬や羨望で編まれた網はどこまでが正しくて、どこからが間違っているのかの色分けなく、すべてを覆ってしまっています。

確実に言えるのは、見せかけの正義感ほど扱いにくいものはないような気がします。

 

 

栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく
見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

 

『トレイン・トレイン』の歌詞の一部です。

当時、待ち合わせをしていた通りにあった靴屋さんから聞こえてきて、耳で歌詞を追いながら、かっこいいなあ、と思って、そのあとスクランブル交差点に隣接しているCD屋さんに駆け込んだのを覚えています。

20代に突入したばかりの頃ですね。

ブルー・ハーツの中では、『キスしてほしい』が、今でも可愛くて好きですが……。

アルバム『トレイン・トレイン』より。