外に出ると、風に舞うようにはらはらと雪が降っています。

 

フロントグラスがらは、薄っすらと砂糖をふりかけたような山の尾根がいくつも連なって見えます。

 

 

今日は2月1日です。

 

今日から新事務所での仕事がはじまります。

 

といっても、今までの事務所には今月いっぱい私はおりますが……。

 

先日の内容証明にて、最終の解約合意書への伏線は張ってありますので、今は相手の出方待ち、といったところです。

 

助けてくれる方がいてくれて、本当に安堵します。

 

自分も、いつかそういうふうに思ってもらえるように成長していかないといけません。

 

 

最近よく思うのですが、人の縁というのは不思議なもので、それは自分の感情とは軌を一にしないことが多々あるものだと感心さえしてしまいます。

 

よく初対面で、自分に合う合わないを瞬時に判断するそうです。

 

社交ダンスの先生にも、見学に伺った時に同じようなことを言われました。

 

先日のレッスンの際に、わかったことがあります。

 

以前、ブログにも書いたことですが、レッスン中に見せる先生の楽しそうな笑顔です。

 

初めの頃は、厳しい方だと思っていましたが、そうではなくて私の気持ちを推し量っていたようです。

 

興味深い話ですが、映画のように先生目当てでレッスンに来られる方が、実際にいらっしゃるのだそうです。

 

それは、なんちゃって競技会のときにパートナーをして頂いた方も仰っていました。

 

容姿端麗で素敵な方です。

 

そういう方は、手の繋ぎ方や腕の回し方でわかるらしいのです。

 

なるほど、そういうものなのですね。

 

私の場合は、逆におどおどしてしまいます。

 

初めてのブルースでのボディ・コンタクト。

初めてのタンゴのときのPPからのウォーク……。

 

互いの脚が触れ合ったり、先生の突き出た胸に押されたり……と。

 

妙に照れ臭くなり、まるでチェリー・ボーイそのものです。

 

おかげで、初級のグループ・レッスンを先生に打診したとき、快く他の教室の先生を紹介してくださいました。

 

 

先のパーティーで知り合いになった男性のように、余裕を醸し出しながら相手の女性を楽しませることのできるようになるための下地ができました。

 

やっぱり、ジルバが好きです。その次にルンバです。

 

アメリカに憧れた若い頃の自分に少しずつ近づいていくようで、なんともうれしく思います。

 

でも、幾つになっても男性は女性と関わっていたいものですね。

 

変な意味ではなく、ピュアな部分で……。

 

 

I can’t keep up with what’s been going on
I think my heart must just be slowing down
Among the human beings in their designer jeans
Am I the only one who hears the screams
And the strangled cries of lawyers in love

 

『LAWYERS IN LOVE』の歌詞の一部です。

意味を掘り下げていくと、とても面白いです。

これは、高校生の頃、リアルタイムでレコードを買ったような気がします。

いつもの“素敵な女性”がいる店で。

JACKSON BROWNEでアルバム『LAWYERS IN LOVE』より。