今年は雪が少なく、今の段階では非常に助かっています。

 

ただ、冷たい雨には辟易してしまいますが……。

 

勝手なもので、天候の悪い日が続けば、

「バイクに乗りたいなぁ」、と思い、

逆に忙しい毎日に疲弊してしまうと以前流行ったCMみたいに、

「あ~、しば漬け、食べたい!」、と思ったりします。

 

普段何気なく過ごしていると、しあわせな空気に包まれていることすら忘れがちに……。

 

でも、どうしようもないことでもあります。

 

人は、多かれ少なかれ自分とは違う環境に憧れを持ってしまいます。

 

映画や小説の登場人物に自分を重ねてみたり、

仮装しては別の人格を表層的に獲得してみたり……。

 

それが大きく外れていくと、大変な勘違いとなってしまい、周囲を困惑させていきます。

 

 

都内の高校教師の暴力が、今朝報道されていました。

 

50代の生活指導も請け負っていた先生とのことです。

 

気持ちはわかるのですが、殴るのはどうか、と思います。

 

かく言う私も、以前、従業員を殴るような勢いで強く押さえつけたことがありました。

 

止める者もいましたし、従業員も反抗心丸出しです。

 

結局、「意味がわからないのなら、帰れ!」、と一喝しました。

 

自分を客観視するもう一人の冷静な自分がいます。

 

 

怒っているんだよ、と明確な意思表示をするために。

 

生徒に手を出せないことを盾にされているのなら、契約の文言が武器へと変わります。

 

恥ずかしながら、私自身が不甲斐ないばっかりに、いろんな方面でいろんな方々に助けてもらっているというのが現状です。

 

ただ、自分に戒めているのは、“つねに自分が一番”とか“つねに自分が正しい”と思わないということです。

 

思い込みは、傲りへと助長されます。

 

人の意見を聞き入れる大きな耳は、自分を成長させていく上では必要不可欠なもの。

 

それでも、たまには自我との葛藤の波に、小さく揺れる時もありますが……。

 

――right or wrong I'll be with you

I'll do what you ask me to

I believe that I belong

by your side, right or wrong――

 

歌詞の一部です。

ヘザー・マイルズの『RIGHT OR WRONG』という曲です。

ブギっぽいリズムが、南佳孝さんの『スローなブギにしてくれ』に似ていてカッコいいです。

渇いたような少しハスキーな声が色っぽくてたまりません。

確か、飛行機事故で亡くなられたと記憶します。ここ10年くらいかそこらのことのようなおぼろげな記憶ですが……。

アルバム『IN THE WIND』