昨日は、社交ダンスの個人レッスンでした。

 

今年の社交ダンスにおいての目標は、『パーティーには参加せず、基礎をしっかりと学ぶ』ことです。

 

と言っても、春にはあの“ロペス”がゲストで来られるパーティーがあるとのこと。

 

やはり、それには参加してみようかと……。

 

 

でもね、あまりカッコよくないんですね、基礎って……。

 

個人的には、ルンバは好きです。

が、私の場合、教えて頂いているルーティーンは、ホールド・ポジションではじまるもの。

ダンスパーティーのダンスタイムでは見たことがありません。

あと、サイドステップを2回繰り返してからのニューヨーク……。

先生とは踊れるものの、他の方とは踊りにくいものです。

それから、ブルースにしても不協和音のような感じを受けます。

ボディコンタクトや送り脚のの感覚に違和感を覚えます。

 

「どういうことを教えてほしいか、ということに対して真剣に取り組みます」、と先生は言ってくれます。

また、「せっかく高いお金を支払うわけだから、納得してもらわないと」とも付け加えます。

 

教えたいことを教えるのではなく、教えてほしいことを教える。

演奏したいことを演奏するのではなく、演奏してほしいものを演奏する。

売りたいものを売るのではなく、相手の意志に則したものを売る。

 

基本的なことのように思えます。

そのあたりが、プロとアマチュアの差でしょうね。

 

明日は、初めてのグループレッスンです。

 

グループレッスンの先生は、私が個人レッスンを受けている教室の元スタッフの方のようです。

 

昨年の12月に先生に相談したところ、初心者クラスのグループレッスンを探してもらい、そこの教室に落ち着きました。

 

その先生ともダンスタイムで踊って頂いたこともあり、気持ち的には嬉しい限りです。

 

車で約40分。ひとつ山を越えます。

 

 

肉体的欲求は、バイクや社交ダンス、サックスと取り組んでいます。

若い頃の趣味の延長線上をゆっくりと歩いています。

 

精神的渇望は、どこかへ置き去りにしたまま……。

それを叶えたい気持ちと、日々の生活といううすのろに縛り付けられる現実。

 

その葛藤が創作活動に推進力を与えてくれます。

 

 

社交ダンスをするようになってから、無意識に目が行くようになりました。

背筋がピンと伸ばした女性が、ビシッとハイヒールをきめて、粋な感じで歩いていく姿に目を奪われます。

その時ついと思い浮かぶのがソニー・クラークのアルバム『COOL STRUTTIN'』です。

ファーマーの珍しく熱いトランペット、マクリーンの扇情的なアルトが心を鷲掴みにします。

『ブルー・マイナー』がたまりません。カッコよすぎです。

高校生の頃、いつものレコード屋さんで買ったのを覚えています。