今朝は、小雨がフロントガラスを濡らします。

 

年明け一日目の通勤にはうってつけのはじまりです。

 

今日は午前中だけ。書類整理等をしようと思います。

 

そして、午後にはアルトサックスのレッスンです。

 

 

朝礼で軽く年始の挨拶をしたあと、従業員の子供へのお年玉を手渡します。

 

次を任そうと思っている彼の上の子は、今年の春には中学校へと上がります。

 

早くて4年後くらいを目処に、会社を譲ろうと考えています。

 

 

思い起こすと、私の20代にはいろんなことが、濃縮還元前のエキスそのもののような気がします。

 

一つには、ラッキーにも素晴らしい先輩に恵まれたことです。

 

今でも強烈に覚えていることがあります。

百貨店への直納の際、事故を起こした時のことです。

免許不携帯だった私の代わりに、当事者になってくれました。

その先輩は、それまで無事故無違反だったようです。

『お前、漫画みたいだな、オレが運転していたことにするよ』、と言ってくれ、その件は次長止まりで影を潜めます。

そして、内々に保険屋さんに話をつけ、過失の比率をうまくまとめてくれたようでした。

なかなかできることではありません。

呑みにもいろんな所へ連れて行ってもらいました。

時々、トイレで財布の中身を確認させられることもありましたが……。

 

クレームの対処をしているとき、そのことがふと頭の隅に蘇ってきます。

 

道理や人情、正義や誠意といったことの教科書的存在は、『鬼平犯科帳』です。

 

次を託そうとしている彼に、それらを正しく伝えていくことを第一に、今年も取り組んでいこうと思います。

 

 

何かがはじまる予感を秘めた壮大な空気感がたまらなくかっこいいですね。

何かのCMにも使われていました。

当時、隣でレコーディングをしていたビートルズのメンバーも、偶然彼らの演奏を聴いて驚いたそうです。

キング・クリムゾンのファースト・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』より『21世紀のスキッツォイド・マン』。