忙しなさが気持ちを煽っていきます。

 

どうしたって12月の山を一気に駆け上らなければなりません。

 

今年は、気温の変化がきつく、気分にもいくらかよくない影響を及ぼします。

 

 

 

そんな中、昨日は恒例のオールディーズのダンスパーティーに参加させて頂きました。

 

取引先の社長さんがボーカルを務めるバンドが出演します。

 

初めて参加させて頂いてから、ちょうど一年になります。

 

私のリクエスト曲を二曲、レパートリーに入れてくれています。

 

ヴィーナスの『ヒット・パレード』とサザンの『いなせなロコモーション』です。

 

 

隣に座っている方々と少しずつおしゃべり。

 

私より軽く一回り年配の方々です。

 

はじめはGS、続いてオールディーズです。

 

顔を突き合わせて、その方々とツイストをやっていると、

隣に座っていた方に空いたスペースに連れられていき、

「ジルバ、踊れる」、

と聞かれ、

「はい、大好きです」、

と答え、ジルバを踊りました。

 

その方は楽しそうに笑顔で踊ってくれます。

 

私も嬉しくなり、つい頑張ってしまいました。

 

一曲終わるごとに、順番にその方のお連れさんが相手をしてくれました。

 

とても楽しいダンスパーティーでした。

 

 

今朝、いつも拝見している社交ダンスの先生のブログに、

一年のまとめのような形で、このように書いておられました。

 

一部抜粋です。

――いちばん大切なことは、テクニックやステップを覚えていることではなく、

その時流れている音楽と目の前の方をしっかりと受け止めること。

――そして、どれだけお相手のことに気を配れるか、

どれだけ全身で音楽を感じられるかがもっとも大切と言えるのです。

 

それを読んで、なるほどと思いました。

 

どんなことも同じですね。

 

独りよがりでは、心からは楽しめません。

 

二人以上で取り組むことには、その何倍もの楽しさがついてきます。

 

排気量の差がはっきりとあるツーリングにも同じようなことが言えます。

 

同じような価値観や常識の範囲が似ている人たちと一緒に時間を共有できれば、

何も言うことはないのですが……。

 

ボブ・ディランの『Don't think twice, it's all right 』。

 

座って考えたって、どうにもならないよ

今でもわからないのなら

座って考えたって、どうにもならないよ

どうしようもないことなんだ

 

この曲をウィリー・ネルソンたちが歌っています。

いくつも歳を重ねた人が歌うと、その重みはひとしおです。

『DJANGO AND JIMMIE』