今朝は冷たい雨がしとしとと肩を濡らします。

 

こんな日は、気持ちのモチベーションも今一つです。

 

 

昨日は、例の配達証明を受け取り、

早速、相談している方へ連絡。

 

内容は、以前と同じようなことが慇懃無礼に綴られていました。

 

借地借家法の記載すらあります。

 

でも、それは無意味なこと。

まったく理解されていないことに、開いた口がふさがりません。

 

その方も、「放っておいても構わない」、

とおっしゃっていました。

 

 

 

 

少し前、成人式の前撮りの写真が、分厚い表紙とともに仕上がってきました。

 

ファインダーを見つめる視線に、否応なく小恥ずかしさを覚えます。

 

今年の九月で二十歳になりました。

 

親が言うのもなんですが、普通に可愛いです。

 

小さく笑う表情は、まるで、爪楊枝で触れると、すぐに弾けてしまうういろうのようです。

 

小さい頃、ベッドの上で、ゴロン、ゴロンと一緒に転がっては遊んでいた頃を懐かしく思い出します。

 

 

 

 

ふと、自分はどうだったか、ということが頭を過ります。

 

思い出せば出すほど、バカなことが泉のように尽きることなくこんこんと湧いてきます。

 

若い頃なんて、まるで自分の足だけで立っているような、そんな錯覚さえしていました。

 

今はというと、まるっきり正反対です。

 

振り返れば、その時々で、様々な人に助けられていたことに気づきます。

 

両親への感謝と労り、これは私にとっては超ヘビー級の思いです。

 

対価を求めない愛情は、何物にも代えがたいとても大きな存在です。

 

頭の中の引き出しには、色々なシーンが焼き付けられたフィルムが所狭しと詰まっています。

 

若い頃、よく聞かされました。

いちばん好きだと思う人とは結婚できない、と。

それは、一時の気の迷いへの戒めなのかもしれません。

 

 

音楽を聴きながら、目を閉じては想い出に浸ります。

 

I took a little trip to my home town

I only stopped just to look aroud

And as I walked along the thorough-fare

There was music playing everywhere

The music came from within my herat

 

ポール・アンカの『マイ・ホーム・タウン』の歌詞の一部です。

こんな感覚が胸いっぱいに広がります。