今朝は冷たい雨がしとしとと肩を濡らします。
こんな日は、気持ちのモチベーションも今一つです。
昨日は、例の配達証明を受け取り、
早速、相談している方へ連絡。
内容は、以前と同じようなことが慇懃無礼に綴られていました。
借地借家法の記載すらあります。
でも、それは無意味なこと。
まったく理解されていないことに、開いた口がふさがりません。
その方も、「放っておいても構わない」、
とおっしゃっていました。
☆
少し前、成人式の前撮りの写真が、分厚い表紙とともに仕上がってきました。
ファインダーを見つめる視線に、否応なく小恥ずかしさを覚えます。
今年の九月で二十歳になりました。
親が言うのもなんですが、普通に可愛いです。
小さく笑う表情は、まるで、爪楊枝で触れると、すぐに弾けてしまうういろうのようです。
小さい頃、ベッドの上で、ゴロン、ゴロンと一緒に転がっては遊んでいた頃を懐かしく思い出します。
☆
ふと、自分はどうだったか、ということが頭を過ります。
思い出せば出すほど、バカなことが泉のように尽きることなくこんこんと湧いてきます。
若い頃なんて、まるで自分の足だけで立っているような、そんな錯覚さえしていました。
今はというと、まるっきり正反対です。
振り返れば、その時々で、様々な人に助けられていたことに気づきます。
両親への感謝と労り、これは私にとっては超ヘビー級の思いです。
対価を求めない愛情は、何物にも代えがたいとても大きな存在です。
頭の中の引き出しには、色々なシーンが焼き付けられたフィルムが所狭しと詰まっています。
若い頃、よく聞かされました。
いちばん好きだと思う人とは結婚できない、と。
それは、一時の気の迷いへの戒めなのかもしれません。
音楽を聴きながら、目を閉じては想い出に浸ります。
I took a little trip to my home town
I only stopped just to look aroud
And as I walked along the thorough-fare
There was music playing everywhere
The music came from within my herat
ポール・アンカの『マイ・ホーム・タウン』の歌詞の一部です。
こんな感覚が胸いっぱいに広がります。

