今日は晴天に恵まれ、なんとも気持ちのいい一日のはじまり。

 

冷気を帯びた渇いた空気は、鼻孔に軽い刺激を与える。

 

市ヶ谷の駅へ向かう途中、橋の上で川を渡る風に鼻の奥がツンとしたのを思い出す。

 

ブログをはじめてから、というより社交ダンスを習いはじめてから、

若い頃の感覚に懐かしく捕らわれるようになった気がする。

 

娘の一人暮らしも微笑ましい。

 

一度、彼氏と一緒に食事でもしたい気がする。

 

 

 

先日、サックスのレッスンの折、

先生とブランフォードの話をした際、

少しばかり驚いた。

 

日本人は、俺たちの真似をしているだけ、

というようなことをかつてインタビューで話し、物議を醸したとのこと。

 

先生もはじめは、ちょっと待てよ、

と引っかかったのだそう。

 

が、よくよく考えると真意を理解することができた、と……。

 

 

なんだかわかる気がする。

 

要するにプライド。それは命より崇高で、また何にも代え難い信念。

 

今でこそ人種差別は影を潜めつつある昨今、

40年代、50年代、60年代のアメリカでは白人が大手を振って街を歩いていた。

 

いくらミュージシャンだからといっても、出演しているクラブの前で白人女性と話をするだけで警官に血だるまにされる。

 

 

それくらいの信念を自分は持って生きているのか、というとそうでもない。

 

中途半端かもしれないが、ノンポリではない自負はある。

 

凡人には凡人の楽しみ方や嗜み方がある。

 

それがあるからこそ、新しい夜明けを毎日迎える気持ちになるというもの。

 

素晴らしい人の吐く息に少しでも触れることができれば、気分は上昇気流に乗って空高く舞う。

 

 

ブログを拝見する方たちも、魅力的な方ばかり。

 

どの方とも通底するようなことが自分の中にはあり、また新たに発見し驚くことさえある。

 

一喜一憂でもないが、果敢に立ち向かい、ときには立ち止まり、また前を向く。

 

 

アリソン・クラウスのアルバム『WINDY CITY』に入っている曲で、

『LOSING YOU』。

なんだかしんみりした感じで、秋から冬にはぴったりです。

「誰かがあなたを抱きしめ、私も知っているあなたの唇を奪う。

 あなたがいないということが、今でも信じられないの」

みたいな感じです。

女性もこんな気持ちになるのですね。シブいです。

 

 

 

 

 

昨日は、紅葉で有名な安国寺に行ってきました。

 

 

 

ちょっと遅かった気がします。

でも気温はものすごく低かったですよ。