昨日は、取引先の会社の奥さんから、

 

いい物件があるよ、と連絡を受けていたところを

 

一緒に見させて頂きました。

 

 

奥さんのよく知る方の名義。

 

が、一年前にその方が離婚、現在は遠く離れた場所で息子たちと生活をされているとのこと。

 

問題がひとつあります。

 

元亭主が今もなお何故か居座っていて、とりあえず今年の12月いっぱいには退去してもらうことにはなっているのだといいます。

 

なんだか、微妙な感じ、不穏な空気を感じます。

 

 

午後には、社交ダンスの先生からメール。

 

明日の予定のレッスンを今日に変更は可能ですか?、と。

 

快諾の返信を送ります。

 

 

仕事に手間取り、ギリギリにスタジオに到着しました。

 

レッスン前に会話をすること20分。

 

体調不良で先週はお休みされていたとのことです。

 

先週のステップ・アップ・テストのあとのダンス・タイムのときも、

貧血で椅子に座りがちだった、と……。

 

そう言われれば、生徒さんと談笑されていた光景を思い出します。

 

ポール少年さん、先生方の評判がよかったわよ、

何度も名前を聞かれたよ、と嬉しいリップ・サービスを添えてくれます。

 

お相手してくれた先生や生徒さんが楽しそうに笑顔で踊ってくれるので、

私のほうも楽しくて嬉しくて、まるで空を舞う蝶の気分でした。

 

タンゴでフロアーを一周して、そのあとはジルバの新しいステップを4つ教えて頂きました。

 

やっぱり、ジルバが楽しくてしょうがありません。

 

私にとって、相手のはじけた笑顔は、まさに合法ドラッグです。

 

毎回拝見している10ダンサーの方のブログにダンスパブなるものが登場します。

 

空間を想像するだけでわくわくします。

 

初めてオールディーズのライブハウスの扉をぐっと押しあけたときのように、

強烈なインパクトにたちどころにノックアウトされてしまいそうです。

 

 

昨日は、リー・アン・ウーマックを聴きながら寝ました。

聴きながら、頭の中でストーリーが勝手に展開していきます。

 

夫が蒸発して8年、ハイスクールに通う娘と二人暮らし。

気遣っては、ときどき家に訪れる母。

 

ある日、突然フロアーで倒れる。

医者からは、もう踊れない、と容赦のない通告を受ける。

 

失意の中で、自律神経は疲弊していき、

「ワインを買ってくる」、と走り書きのメモを残し、気づけばR66を西へと車を走らせている。

 

行きついた場末のパブ。

テーブルに突っ伏しながら、狭い視野から様々な人と生活を眺める。

 

誰もが重い荷物をしょい込みながらも、ささやかなしあわせを糧に前を向いている。

 

父親になることはない。誰もそんなことを望んでいない。

 

すっと立って、1ダースのワインと謝罪と感謝をトランクに詰め、車に乗り込む……。

 

よくあるロード・ムービーみたいなものです。

 

そんなことを勝手に妄想していました。

『I KEEP FORGETTING』。

歌詞、I keep forgetting I don't love you anymore.

フィドルの濁った音色は、思いのほか感情を煽ります。

カントリーには必要不可欠な楽器です。

 

是非聴いてみてください。

このアルバムは、イチオシです。