今朝は疲れを少し感じる朝でした。
心地よい気怠さが身体にまとわりつきます。
というのも、土曜日は子供の通う短大の学園祭。
そのあと、サックス教室です。
日曜日は、社交ダンスのステップ・アップ・テストのあとに開催されるミニ・ダンスパーティー。
ここのところイベントが多くなり、非力なエンジンを頑張って回しているような感じです。
駐車場を探して、ぐるぐる回り、ようやく会場に辿り着くこと5分の遅刻です。
テストには参加しないので、お目当ては各教室の先生方と踊ることです。
私がお世話になっている先生が受付におられ、挨拶をしてから、
どうすればよいかを、先生に尋ねていると、
脇から、他の教室の先生が笑顔ですっと私の手を取り、
「踊りましょうか?」、
とフロアーへ連れて行ってくれました。
エスコートされる自分に苦笑いです。
夏にあったパーティーを主催された先生と踊ることができました。
これまた夏にあった○○市長杯ダンススポーツ競技会を主催された先生とも踊って頂きました。
生徒さんからも声を掛けられ、嬉しくもあり情けない気持ちが指のあいだからこぼれていきます。
みなさん、お上手です。
ぱっと花が咲いたように、素敵な笑顔を振りまいています。
つい楽しくなり、話しながら踊っていると、次のステップが頭からすっと消えてしまい、急にどぎまぎしてしまいます。
途中、片側に女性、もう一方に男性に別れて、順番に踊る、というのがありました。
フロアーの端まで行くと、そこで男女は別れ、またそれぞれの列に並ぶ。
先生が耳打ちします。
「普通は、あそこで離れるんだけど、男性が気に入った相手の場合、ほら、中央まで戻ってきたりするのよ」
よっつの教室の先生と踊ることが出来ました。
やっぱり安心感が違います。
排気量の大きいオートマチックの車に乗っているような感じです。
お互いに笑顔で視線を交わします。
気持ちに余裕が生まれます。
大きないけすで泳ぐ魚のように、のびのびと踊れます。
ステップの数を増やさないといけません。
早く、「私と踊って頂けますか?」、
というように、気持ちに余裕を持ってエスコートできるようになりたい、と強く思いました。
先生や他の生徒さんとも会話ができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。
今日は、個人レッスンの日です。
毎週火曜日が基本なのですが、変則です。
無意識のうちに卑下してしまう自分が作り出す不必要な壁に負けないよう、うまく乗り越えて行こうと思います。
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『シェルブールの雨傘』での挿入曲。
ルグランの『I will wait for you』。
個人的にはリナ・ホーンとルグランが演っているバージョンや、
ローラ・フィジィとこれまたルグランと一緒のものが好きですが、
笠井紀美子さんのも勝るとも劣らない素晴らしい作品です。
国籍の垣根をひょいと超えています。
是非、聴いてみてください。
from the album "NEW PASTEL"

