先日から、来年卒業予定の子供名義で、
封書が届きます。
しかも3通。
年金機構からです。
いまだ開封せず。
70歳までの雇用促進のニュースが耳に入ってきます。
人生100年時代の象徴ですかね。
自分の好きなことに没頭できる体力を維持できれば、
それはそれで楽しくてたまりません。
でもそれは無理なこと。
14歳くらいになると、犬でさえあまり動かなくなってくるもの。
本音と建前が横行する大人の社会です。
どうやって年金の原資を捻出するか、ということが表層のオブラートを一枚めくるだけで見えてきます。
先日、ブログを拝見させて頂いている方が、『素直になれなくて』を紹介されていました。
私は、一度だけ、そんな思いを味わったことがあります。
苦いものが込み上げてきて、どこへ感情をぶつけていいのかわからない。
単車にまたがり、レッドゾーン入れっぱなしで、東名を疾駆。
結局、エンジンのシールが解けて、オシャカになりました。
自分の身勝手さに因することはわかっていても、甘える気持ちがそれを隠します。
フラれた男性の気持ちを、素直に歌ったラブソングのような気がします。
そろそろ国も国民に甘えるのをやめてもらいたい、というのが本音です。
歳出を考えれば、必ず黒字になると思います。
民間だったら、甘えは即倒産につながります。
今朝は、阿川泰子さんが歌う『A列車で行こう』を聞きながらハンドルを握ります。
オシャレ30・30をよく見ていました。
時代の華やかさを一身にまとった彼女は、まさに“粋”そのものでした。
ネクタイ族のアイドル、なんて呼ばれていたのを覚えています。
可愛くて色っぽい。
まるで風に舞う蝶のように、軽い雰囲気で歌います。
それぞれの目的地に連れて行ってくれるA列車。
私も確かに乗ったはず。
いくつもの駅を通り越し、左右に揺られながらも旅の途中を満喫しています。
最後にたどりつく景色に思いを馳せながら……。

