天候の不安定さは、人の心境にも何かしらの影響を及ぼすもので、
座りの悪さのような心持になります。
メダカに餌をやるために水面を覆う水草をよけると、
赤ちゃんメダカを発見。
今年に入って三度目の喜びと同時に驚きです。
夏の盛りの美しい夕暮れは、季節の移り変わりとともに寂寥感を漂わせるもの。
過去の栄光にしがみつき、残滓を舐めるように慈しみ、
枕元にかき集めては、夢の中へと意識を沈めていく。
環境の変化を素直に受け入れ、楽しみ、研鑚し、没頭することは、
決して辛い努力ではないはず。
自分を取り巻く状況を歴史と照らし合わせて熟考し、
自分よりも能力の高い人に相談することで大概の山は乗り越えることが出来るもの。
成功や挫折、多かれ少なかれ、すべての人に共通して当てはまるもの。
それらの事象をどう乗り切るか、どうやり過ごすかで、
たどり着く丘からの景色は変わってくるのだと思う。
中東の王様の我儘でさえ、通りにくくなっているこの世の中。
貼りつくような視線を撥ね退けるのは、いつだって感謝の心と素直な気持ちだと思う。
小学生の頃、放送部に在籍していたときのこと。
マイクを持って気持ちよく歌っていたら、チャイムが鳴るときにスイッチを切り忘れて、
全校、近隣に私の歌う『ダーリング』が鳴り響いたのを今でもはっきりと覚えています。
先生に怒られたことより、すごく恥ずかしかったことを思い出します。
沢田研二さんで、『時の過ぎゆくままに』。
アルバム『ロイヤル・ストレート・フラッシュ』より。

