朝方の冷え込みはぐっと沈み、
本格的な秋の到来を感じさせます。
秋といえば、スポーツです。
そのスポーツ界も、台風並みに大荒れの様相を呈しています。
セリーナの発言が心を打ちます。
「ナオミは素晴らしい試合をした。NO MORE BOOOING!」
感動します。
コーチの指導は、選手に寄り添い、
ポジティブ思考の言葉をかけ、
くじけそうな心を立て直し、
奮起させます。
日本の場合の指導とは、ずいぶんかけ離れた印象を受けます。
力でものをいうのは、自己の欲求を満たすだけの行為であり、
相手へのリスペクトさえどこにも見当たらない。
DVと本質は同じです。
よく考えてみると、中学生の頃の部活の頃から、
その考え方を潜在的に植えつけられていたのかもしれません。
まったくダメかというと、そうではないのが現実です。
レスリングの場合、先の試合では金メダルが見事に取れなかったという事実。
正しい、正しくない、ということと、
合う、合わない、ということは必ずしも一致しないということですかね。
今度、○○市長杯の社交ダンス、なんちゃって競技会、初級コースでジルバ・ルンバで出場します。
軽い感じで、先生から「これに出てみる?」、と促されて出場を決めました。
年配の生徒さんに、パートナーにと快く声を上げて頂きましたが、
ルーティーンさえ分かれば大丈夫、と練習をしてくれません。
先週、先生より、「現場で何があっても、動じないように!」、と言われ、
ちょっとびっくりしました。
「どういうことですか?」
見ての通り、あの人練習しようとしないでしょ。
私は、もっと前向きになってくれるのか、と思っていたの。
出てあげるってぐらいに思ってるのね。
でも、あの人は、競技会に出た経験はないのよね……。
あなたのリードに頼りっきりになるわよ、あの人。
まだ見ぬ現場に、もはや事件の匂い。
「ルンバ・1」で行きます。
危険回避を考慮して。
先生は、笑顔で頷いてくれました。
少しでも上を目指して、とりあえず頑張ります。
一抹の不安が頭を過りますが……。
イーグルスで『TAKE IT EASY』。
リンダ・ロンシュタットのもとを離れ、
自分たちで歩きはじめた第一歩です。
イーグルス・ファースト・アルバム。

