昨日、ダンスの見学に行ってきました。

 

久し振りに、ダンスの先生と対面。

こんなシーンも、ずいぶん前です。

当時は、ジルバだけ、それも数えるほどでした。

 

無意味に照れます。

自分より、やや背丈も高い。

 

約1時間ほど、皆さんのレッスンを見ていました。

さすがに、上手です。

生徒さんの一人に尋ねると、

もう20年はしてますよ、とのことです。

そりゃ、年季の違いです。はっきり言って。

 

レッスン終了後、先生に、

はじめは個人でお願いします。

そうでないと、皆さんについていけません。

 

生徒さんが、すかさず近寄ってきて、

ブルースとジルバを、すぐにマスターしてもらって、

7月のパーティに出なさいよ、って。

誘っていただくのは本当にうれしいのですが、ちょっと強引な感じ。

 

スローフォックス、映画で見たことがある気がします。

なんと優雅なんでしょう。

 

この際、自分の体型はずいぶん高い棚の上に置いといて、

個人的にはラテンか、と思います。

まだほんの少しだけ若いってことかな。

 

粋に踊れるように、やっていきたく思います。

 

かつて若い頃に縁があって、

初めてホテルでのダンスパーティに招待されたことを思い出します。

プログラムに添って、いろんなダンスが繰り広げられます。

そのとき、そっと耳打ちされました。

『あまり、うまい、へたって言うもんじゃないのよ』って。

 

今は、よくわかります。

若い頃の自分は、最下層の人間だった、とつくづく思う今日この頃です。

 

若い頃は、どんなことに対しても、

本質を見抜くことが難しいものです。

若さ特有のわが身寄りのヴェールが視界にかかっているのでしょう。

重いカーテンが陽射しを遮るように。

 

そういう意味では、非常に声や歌い方がチャーミングな、

コニー・スティーヴンスが歌う、『Too Young 』。

途中のセリフが、気持ちを高揚させます。

 

 

そのあたりのことを少しだけ書きました。