先日、社交ダンスの先生のブログを読んでいました。

 

深いことが書いてありました。

 

それは、相手を思う気持ちが大切。

 

いくらステップや体の動きを覚えても、

自分はこんなことができるんだ、私はあなたたちよりもこんなに上手なのよ、

ということでは、結局のところ、見ている側から、スタイリッシュには見えないものなんですって。

 

頭の中で、ステップの運びを教えられたようにするだけじゃなく、

音楽を楽しみ、相手の動きに合わせ、どんなことを相手がしたいのだろうって

考えながらすると、断然上達していくようになるとのこと。

 

人は誰でも、多かれ少なかれ承認欲求があるため、いやおうなしに自己顕示欲が出てくる。

自分のダンスをしたいために、周りの人に身体をぶつける。

そんな人が、先日のダンスパーティーでもいらっしゃいました。

派手なパフォーマンスは人目を惹きます。

でも、どうかな?

 

前回、一緒にジルバを踊っていただいた女性の方なんて、

本当に素敵な方で、初めてお会いした方でしたが、

きちんと向かい合って、目を合わせてくれて、

楽しそうに踊ってくれました。

 

能ある鷹は、爪を隠す。

 

そういう人に、すごく惹かれます。

そして、自分もそういう人になりたいと、本当に思います。

 

 

若い頃の自分はどうだったか?

振り返ると身の丈を無視して、背伸びばかりしていました。

そのことは、当時自分でも把握していたので、

ぐずぐずと崩れていくような砂の上に立っているような気がしました。

そんな不安をかき消すように、さらにいきがっていたんだと思います。

 

本命の彼女は土、日。

平日は、別の女の子とデート。

 

今思うと、バカ丸出しです。

 

 

子供をたまにバイクの後ろに乗せるのですが、

若い頃、彼女を乗せて走っていたのを思い出し、、

懐かしさで溢れてきます。

家内には、絶対話せませんが……。

 

東京ディズニーランドができる前、できたすぐの頃の

大切な思い出です。

 

いろんな人のおかげで今に至ります。

本当に感謝の思いでいっぱいです。

 

そんな思いにふけるときには、

松田聖子の『今夜はソフィスティケート』

が頭に浮かびます。

歌詞が、若い頃の自分にかなりオーバーラップします。

人間的に、世の中の男性のいちばん下の階層の部類にいたころの自分ですね。