親の気持ちからすれば、いろいろな意味で門限はあったほうがいいです。
でも、付き合っている当の本人たちにすれば、勘弁してほしいものです。
若い頃の話になりますが、時間ぎりぎりまで布団の中で
ごろごろして、急いで服を着て、髪を整えて、電車の中で鏡を覗き込む。
先日のパーティーに行ったせいで、いろいろなことを思い出しては、
曲に合わせて、軽く口ずさむ今日この頃です。
娘が一人いますが、今その真っ只中です。
羨ましい限りです。
やっぱり、いちばん多感な頃の恋愛は、心根がピュアなんじゃないか、と思います。
心にもないことを軽い感じで言って相手を傷つけたり、
考え過ぎのあまり猜疑心が視界を遮ったり、
好き、ということをダイレクトに伝えるのを照れたりしてね。
ずいぶん前、高倉健さんが、たしか伊右衛門のコマーシャルの人(宮沢りえ)に
恋していますって言ってたのを思い出します。
気持ちは本当にわかります。
浮気がしたいのではなく、当時の気分に浸りたい、というのが本当のところです。
ダンス・パーティで向い合せになって、知らない女性(おそらく同年か、またはそれ以上の方)と
ツイストやジルバを踊ると、とても嬉しい気持ちになります。
あの頃は、門限が8時でした。
新宿のライブハウスで、2ステージが限度でしたね。
急いで、駅に向かい、渋谷で東急に乗り継ぐ。
ほんと、懐かしい思い出です。
今回は、コニー・フランシスの『大人になりたい-too many rules』を紹介します。
アップ・テンポなので気分が高揚しますよ。
是非聴いてみて下さい。

